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またろうがくる

犬の目薬、一週間経って調子いい。噴水しないし赤みがおさまってきた。角膜の盛り上がりの粒は取れない。白い濁りにも変わりはないが一週間まん丸のかわいい目だった。目がしぼまなくて安心する。
また「小泉るん一郎みたい」と言われた。下まぶたがふくれてる。「前にブラックジャックって言ったよね」「言ってない」いや、言った。赤や黒や茶色の顔だって言ってた。「いや、言ってない。それならピカソって言う」ひどい。泣く女。
その人が魔太郎が来るの予約をしてほしいと言ってきた。ぜんぜんほしくないと思ったが、顔が変えられて手が変えられて、ポーズをとれるようなので、買っていいかと思い初めて見てたら、なんか、おかしい。5000円と26000円と、発売日も違ってたりする。判明した。3種類あるのだった。
制服でへそがくぼんで肩が丸いそれは26000円以上する高いのだった、ほしいけども、サスケもジョジョもrurukoも我慢してるのにまたろうに26000円はないわ。ないない。すっかり自分が買う気になって調べてしまった。イラン。その人は魔太郎に似てるって言われたことあるって、なぜか得意げだった。つのだじろうの男の子に似てるとは思った、心の中で「うすげのひゃっぽんたろう」と呼んでる。またろうにも似てる確かに。めらめら。どっちも根暗。根暗って消えた言葉だ。使いやすいのに。同義語はなんだろう。






先週さくらに乗ったけど、なかなか書く気になれなかった。自分が恥ずかしくて書けなかった。
D環のハミだとコントロールできないのでペラムに戻った。ペラムだと並足はちゃんと大きく外ラチ沿いに歩く。これを普通のハミでもできるといいんだけどなって。なんでそんなに膝が前なの!って怒られた。いつまでも気づかずに乗るな!と怒られた。座る場所、足の位置、いつまでも気づかないでいるんじゃないって。ひざが前にでて椅子に座るように座ってしまうのは、股関節のすじが、マタガ背中にはまるのを邪魔しているからなのだ。足と、股間をつなぐ堅い骨のようなすじである。このすじが股を背中からうきあがらせてしまう。すじをどの位置にもってくれば股が背中にはまるのか。足をうしろに引いてみる。足をうしろにひけばすじが縦になって股と背中の接触を妨害しなくなる。「そういうことを考えながらやらなきゃ」
ペラムはみでコントロールできそうなさくらだったが、「はやあし!」の掛け声がかかって、外ラチ沿いに馬場全体をつかって速足と言われて、緊張した。早足になるとハミコントロールができなくなる。ぽんぽん背中ではねて手が安定しなくなる、はさんでバランスとろうとするからますますバランスが悪くなる。さくらはヘアピンカーブでUターンして、逆走。元に戻そうと開きたづなでよれよれ。外ラチ沿いに走ってくれてるときはこわくない、トイレの角のところでヘアピンする。毎回それがこわい。それで、もうやりたくないと思ってしまった。やっぱりあたしに乗馬は無理なんだ、今度こそこれっきりでやめようできないできない。って、本気で思った。この逃げが恥ずかしかった。
いつまで逃げ腰なんだろう。ウソでもやる気にならなければ、一生つまらない人間だ。がんばらなきゃ。おうちに帰りたい。やらなきゃ。速足したくない並足だけでいい。馬場全部を使える、外ラチ沿いに大きく回れる、チャンスだと思わなきゃ。大チャンス。やめるなんてとんでもない。おうちに帰りたい。葛藤。混乱。どっちに転ぶ。
先生が見かねてムチをもってピシピシ音を立ててくれたので、さくらはゆうことをきくようになった。速度調整がうまくできずまたがせなかからはなれる。「ぽんぽんはねてたらなにもできないでしょ」馬にあわせて関節をやわらかくしなきゃ。くっついて。ムチのしなる音で、ヘアピンしなくなって、馬からはなれないことを集中した。こわさが薄れてきて、できたいと思うようになってきた。ぽんぽん跳ねてたのがぱぷぱぷはなれるくらいにおさまってきた。もっと練習したいな。「ぜんぜんできてないときに時間がきてたんだから。延長してやってるんだから」「ありがとうございます!」大声でお礼。元気。
乗馬はむずかしい。泣いて逃げ帰りたい。でも逃げ帰らないんだから、ならば、逃げようと思わないか逃げようと思ってから思わなくなるまでの時間を短くすれば、もっと早く前向きに集中できるんだと思うの。そうしよう。逃げたくなると、逃げたいだけだから身につかない。
逃げたい気持ちが恥ずかしかった。
開脚前屈。あたしはおでこが床についたのでからだが柔らかいといわれてたからやわらかいんだっと得意だった。足も30度くらいしか開けなかったけど問題ないと思ってたしおなかや胸と床とはすごく空間があったけどおでこがつくからいいんだと思ってた。ぜんぜんからだ柔らかくなかった。腰が丸まって肩がまるまって首が前に丸まりやすかったかもしれないけれど、関節はやわらかくない。骨盤からくるりと床にたおすことを練習してる。骨盤をおしてくれるように頼んでやってもらったときに、骨盤を押してもらっても骨盤は倒れず、チコツが床に押し付けられるだけでイタイ、ちっとも前に倒れなかった。一度骨盤を浮き上がらせて空で前に倒してから床につくと回りやすいようだ。ベッドの横幅を利用して開脚してる。始めたときはかかとを両端の外に出すだけで大変だったけどいまは足首まで出せる。でも足の力だけでは45度くらいしか開かない。両かかとがベッドの上だ。足だけで90度やそれ以上開けないのはなぜなのか。ふともものすじが骨盤をひっぱってるかららしい。太もものすじが強い人は床に開脚で座ったときに腰が曲がっている。あたしだ。背中をまっすぐにするのに変に力が要る。自然と姿勢よくはなれない。
動物のマンガを描くときは骨格を意識して書くとその動物ぽく書けるらしい。骨やすじっておもしろい。

落ちそうになること、馬の進行方向を決められないこと。つまり、バランスと手綱。バランスと手綱がちょちょいのちょいだったら、おほほのほーなのになっ。

by kumaol | 2015-07-31 22:16 | 雑記