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体が覚えない

夏休みなので二日続けて通った。休みになって楽しみがあってとても幸せなことだ。こんなに恵まれてていいのだろうか〔貧乏性)。幸せに感謝しなくてはほんとに。幸運の女神様ありがとうございます。
と、出かけたんだけど、うまくできた楽しいでもなくできなかった死のうでもなく、できたようなと思えばうじうじさせてしまってどうするのかわからなくなりぴりっとしないまま終わり。できたと思ったらぜんぜんできてなかったというもやつき。さくらとぺらむはみで、並足、巻き乗り、速足、巻き乗り。さくらがいやがる厩舎から遠ざかることになる角で、さくらのうじうじを矯正しきれない内に本格的によれよれしはじめて手綱と気持ちが離れてしまった。最初のうちは緊張してるからできてる。できてるから油断していくのか、だんだんもじもじが大きくなってしまう。あとの時間になるほどいい馬にさせていかなければ、だめだ。いい馬にしてやれ。とのこと。
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左手をあげて片手手綱で速足

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右手をあげて速足。
片手手綱の練習はバランスと手綱と両方に効果があるそうだ。
「俺にできるんだからだれにでもできる」と言ってるが文脈が正しくない。。のびたにできるんだからなら正しい。両手を離して(手綱もたずに)駈足はフェースブックに載せた。





顔を内にむかせたまま体はまっすぐ歩かせるというのを習った。さくらは内にはいりたいはいりたいとやる子なので、顔は向かせても肢はまっすぐ歩かせる。ないほうだづなをすいっとおなかの前に平行移動する。そこでキープ。できる。頭は中にむいているが肩は中に入れない。不思議おもしろい。だが、しばらく周ると、「どうするんだっけ?」わからなくなる。手の動きがこんなんだっけとむやむやする。体が覚えられない。最初はできていたのに。わけわからなくなる。馬に乗るときに、ビール箱に乗ってまたがるんだがビール箱がしっかり砂にまっすぐじゃなくて片足上げたときにひっくりかえったしりもち。お尻を打って記憶と運動神経の伝達がおかしくなったんだ、あるあるねえよ。おなかの前にすいっと動かしてキープ、言葉は覚えているのにできなくなってさくらも期待した動きにならないとは、なにが狂ってるのかなあ。「引っ張っているかどうか。引っ張ってはいけない」をもっと意識すればいいかな。


水道は上の土地の貯水槽からきているのだが枯らしてしまっていて気づいてもらえるまで断水状態なので水が使えなかった。顔がほてっても洗えない。馬も洗えなかった、バケツに10センチくらいたまってた水で拭き取った。水がないつらさ。水が出る生活のありがたさ。考え方が年寄りっぽくなってる。これで当たり前なのかもしれない。トシをとることが感謝する心の持ちようであるならばトシをとることも悪くない。いわゆる、まるくなった。乗馬はいろいろなことを考えさせてくれる。人間と動物生きること食べること死ぬこと他人に感謝すること恨まないで死ぬこと欲は消滅すること。もしやいわゆる、枯れるってことか。悪くない。
by kumaol | 2015-08-16 09:03 |