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つぐお

夜に雪が降ってた。つぐみが来てた。うちを覚えたんだわ。通ってきてる。同じつぐみだってどうしてわかるのか。ちがうつぐみだったら連れ立ってくるんじゃないかなあ。シベリアから来るらしい。ひとりで飛んできたんだろうかと調べると、群れを作って飛んでくるらしい。日本に到着すると群れをといて、勝手に暮らし始める。3月10日頃になると再び群れを作って帰っていくそうだ。どうやってもう一度群れになれるんだろう、「みなさんそろそろ帰りますよ」と教えて回る伝令係がいるんだろうか。ふしぎ。別名にも驚いた。跳馬という。なんと、馬です。土に隠れた虫を食べるときの歩き方が跳ねる馬に似ているからだそうだ。へぇー。茶色の色も馬に似てる色であるし、へぇー。むきえさとからつきとどっちがいいか聞いたら、いまはほとんどむきえさだそうだ。殻が出ないから掃除の手間がない。むきエサは栄養がないから買っちゃだめだと言われていたが、野鳥用ですか雀にあげるために買っていかれますよ。このあたり雀いないんじゃないの。40っぱくらいいますね。そうなんだ、ぜんぜん見かけない。はとはたくさんいる。ベンチでレジ袋をうごかしてお弁当を食べようとするとどどっと寄ってくる。レジ袋に反応するんだ。手製のお弁当を広げて食べる人のところには群がらない。むきえさにした。からつきのはえさばこをふっと吹かないといけない、からじゃないのも吹かれて落ちるから水道の周りからはあわやひえのひょろっとした芽がたくさん出てくる。えさの用意はした。名前をつけよう。オスだから男らしく男をつけて、つぐお、つみお、ぐみお、つぐみお、ちょまお、うまお、とびお、つぐおにしよう。罪に苦しむ男、罪苦男と書いてつぐおだ。女の子が来たらちょまこにしよう。毎年くるかな、かわいい。
by kumaol | 2016-02-25 21:55 | 雑記