2016年 04月 02日
あらたなグネコ
逆だった。
ポッキーだけど軽速足はしなくて鐙ぬぎで並足と速足だった。速足はさくらよりもぜんぜん反動がなくて座ってるだけで勝手に正反動ができてなにも考えなくてよかった。ぜんぜん反動がない。反動を抜くとは、とか、力抜かなきゃとか動きについていかなきゃなんて考える必要なかった。ほぼ上下してない。スピードもゆっくりなので抑えなきゃとかゆっくりにさせなきゃとする必要がない。ソファみたい。
人が乗っているのを見ていると自動操縦のように行きたいところを走ってくれる(ように見える)ポッキーで、手綱が楽できるぞニシシと思って乗ったのが、いやいやいや、ぐねぐねしまくってどうしてこうなる。さくらと同じぐねぐねもじもじしまくりだった。まあ!あたしが乗るとみんなグネコになる。もうポッキーはいいや()。
さくらがぐねるときは肩から反抗していくから、いかにも反抗してるって態度なのでがんばらなきゃと思うんだけど、ポッキーがぐねるときは首をぶんぶん振っていやがる、首をぶんぶん振るというのは人間でいうといやだ、傷ついた、ひどい目にあわされた、というときの態度と同じなので、ついおろおろしてしまうのです。手綱の左右の長さとかこぶしの高さとかもっとゆるくなのかもう少し短くなのか、試すのがためらわれる。首ぶんぶん振られると、非道なことをしているのかなって、自信がなくなる。かなりびくびくしながらやりました。
ポッキーは馬装のときもぶんぶん首を振る子なので、気難しいのかなと思っちゃいます。さくらだといいじゃんあそぼうよって気安い心で接することができるのだが、ポッキーは下痢もしてるし鼻の毛ははげてるし左手前になるとぎくしゃくする、関節が固いとかあって遠慮してしまう。こういう擬人化がいけないんだろう。
グネコのポッキー
最初またがったときにあしもっとうしろとうしろに引かれて、股関節がポキと音が鳴った。ケンがひっかかっていたんだ、ちゃんと体操してから臨まないといけません。
昼休みはあおが放牧だった、「次はあおに乗りたい」と言ったら、「一歩も動かないだろう」といわれた。そういうものなのか。暴走とか勝手にぐねぐねじゃなくて、あおの場合は一歩も動かない、動かない馬を動かそうとして時間がたって動かせずに練習終了するよりも、暴走してもぐねぐねしても動いてくれて直していくように練習するほうが練習になるわけだからとにかく動いてくれるさくらもポッキーもやさしい馬たちだ。練習につきあってくれる。ありがとうグネコ一粒で二度おいしい(ちょとちがう)。
ももの肉がじゃまとは、ももをもっとうしろに引くことで解決するようだ。もっとひざを思い切り開いて、とも言われたけれど。そういえばポッキーはさくらよりもおなかが太かった。細い子のほうが乗りやすい(股関節が固いから)。
先生のまたがる様子を撮ってみた。
つまさきが前を向いている、真似したい。
手綱は投げてはいけない
ジー・・・・
ジー・・・・
この馬場は監視されています。
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やっぱり手綱がむずかしい。手繰り寄せてもって馬がいやがったところでちょっとゆるめたのがいい長さと聞いたけれど感覚的すぎる。ぐねルのはとうぜん内に、になる。外にはラチがあるからぐねれない。
「うちの手綱が短いからだ」と言われるけど、自分の感覚では外のほうを張っている。でもそうかなあってうちを長くするとうちはぶらんぶらんだ。安定しない。うちをぶらんにすると内に入られないかもしれないけどまっすぐも歩いてくれない。不安定。不安を感じながらやってる。馬の頭をまっすぐにというのも実はよくわからない。どこがまっすぐなんだろうか。あの人たち、首が異常に長くてぐねぐねしてる。薬指で馬の気持ちを感じて、馬の行動を察して、薬指でわかるでしょ!わkるでしょ!と言われてはい。と返事してたけど、わかるのは「手綱を持っている」感触であって、それは誰だってわかる、触っている、手綱が指の間にあるという感覚であって、実は馬の気持ちとか右左同じ張りかどうかなんてぜんぜんわかってない。
わかっているのかとおもってはい。はい。と返事してた。わかってない。手綱は確かに指のところにあります。だけども、どっちに進もうとしてるかとか同じ長さかとか逃げようとしてるとか、うーん、多分なんとなくでしかない。
肩や体が固くなる時はまたわかった。あ、固くしちゃったというのがわかるようになった。馬が、感じよくない動きをしたときにひゅいっと固くなる。一瞬驚いて緊張するからだろうか。ポッキーが首を伸ばしてぶんぶん振るときに、クっと肩に力が入る。反射神経てきな緊張だと思うが、そこも直したい。
by kumaol
| 2016-04-02 18:11
| 馬