映画「戦場のメリークリスマス」2

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この場面、ここから大きく見方が変わった。気づかなかった謎に気づいた。謎は何層にも張り巡らされていた。価値観は牢獄である。牢獄を抜けて集団に転移するのも地獄である。反戦と人類愛という言葉はすっかり安っぽくなっているがそれなのではないかと。そして、価値観も集団も「正しい」は記憶と事実の引継ぎによって形を変えながらより正しいものになっていくのが希望なのではないか。





バタビヤの裁判所に出廷するジャックセリアズ
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ヨノイはジャックから目が離せない。つーびおあのっつツービーそれが問題だと語りかける。

死刑が決まった。ひげそりをしお茶と煙草を吸うセリアズ
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パントマイム。そういえば3日間の拷問を受けたというがまったくひげがはえていない。捕虜のあごはみんなきれい。

銃殺刑。自分で歩くから手を離せ。目隠しはいらない。
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しっかりと前を見つめるセリアズ。銃が一斉に火を噴く。
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空砲だった。「やられたよ」とジャック。背後からヨノイが出てくる。わがままの罪が晴れたのだ。


収容所で看護されるジャック。なんでヨノイは親切にしてくれるんだろう(しらじらしい)
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死に場所を求めている二人、ジャックはヨノイも同類と気づく。ヨノイはジャックに惹かれる(興味をもつ)のがなぜかわからずいらいらし始める。

リストを出さないヒックスリにいらつくヨノイ。ホモレイプの軍属を強制ハラキリにしたあと48時間の行を命じる。見回りの日本兵にこの花はなんだと怒られるジャック。
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花を食べる。もしゃもしゃ。「クレージー」(日本兵がなぜか英語)
騒ぎを聞きつけてジープでかけつけるヨノイ(騒ぎがあると会いにこれてうれしい、かもしれない、なくはない。

ヨノイに花を差し向けるジャック(わかってやってる)
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無線機が見つかった。ロレンスのせいにされる。ジャックは独房に(ヨノイが毛布を貸し出す)ロレンスは木に両手首を結わいて縛られている。暗殺者を倒して逃げる。ヨノイが真剣をもって出てくる。
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短刀を砂に挿すジャック。「なぜかかってこない。俺を倒せば自由だぞ」(それはないと思う)、わなわなするヨノイ。ハラが銃をかまえてやってくる。ハラ「殺します」ヨノイ「いやまて」殺させない。

ロレンス「きみはヨノイに好かれているみたいだな」ニヤニヤ
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顔を伏せるジャック。この場面はジャックの心情がいかなるものなのか、「自分もそうだ(好きだ)」という意味なのか、「自分は好かれるような人間じゃないんだ」(のちにわかる裏切りの記憶)という意味なのか。弟とダブらせている後者であると思う。ジャックは美青年で成績もよく運動もできる誰からも称賛される子供であり好かれることには慣れていたはず。ヨノイから好かれたくらいでどぎまぎして自分も彼を好きになっちゃったかも(うふ)というのはありえない。弟とヨノイをだぶらせたとすれば、弟を守ってやりたかった=ヨノイを抱きしめたへの転換が自然である。

ジャックを殺そうとした日本兵はヨノイの前でハラキリ自決する。「あの男は隊長殿を狂わす悪魔です」
ハラは自決した男の恩給が出るようにセンシの取り扱いにする。ハラは実務的に気の付く男であった。国と軍規に忠実である一方で小役人的みみっちさがある。いかにもな日本人である。無線機持ち込みの件で誰でもいいから犯人が必要であり罰する必要があるとのたまうヨノイに驚くロレンス。誰でもいいのか。あなたの秩序が守られさえすれば。そんなことのために私は死ぬのか。暴れるロレンス。木刀でばしばしたたかれる。痛い痛い。
二人は隣り合わせの独房に入れられる。
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弟の話を始めるジャック。


新入生の歓迎会が始まった。実験の手伝いをして弟を見捨てるジャック。
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裸にされて池に投げ込まれる弟。ジャックはすべて見ていた。しかし、「実験で。見てなかった」という。「そう。」弟の信頼が崩れたことを暗示する返答。


所長室で酒を飲んでいるハラ軍曹に呼び出される二人。釈放だ。
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「ふぁーさるクリスマス。ご存知かな。ふぁーせるくりすます」
「知ってますよ、サンタクロースのことですね」





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by kumaol | 2016-10-15 21:48 | 雑記 | Comments(0)