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ばきっときた

玄関から犬を抱き上げるときに、かってないほどの大音量で「ばきっ」と膝が鳴っ。衝撃すごい。足がつけなくなった。痛みがなくなっていたのに痛みが一気に来た、足がつけない。ばきっとなるときはどんなかというと、フライドチキンの軟骨を折ってはずすような感じだ。衝撃もある。ピジョンのサポーターを巻いて出かけた。床すれすれの棚からものを取るときなどが要注意である。痛いなあと思っているとき、もし私が犬で飼い主が若者だったら気遣われずにリードを引っ張られて歩かされてつらいだろうなあ。リードを引っ張られたらつらい。犬の身になってやらねば。自分より若くて弱いものの世話はできるけれども(赤ちゃん)、自分がこれからなる姿のものの世話は想像力が続かない部分がある。赤ちゃんはかわいいと思って世話できて老人はそうではないのは本能だろうか。本能だなどというと他とはちがうもの少数のモノをいじめるのも正当になってしまう。自然とはできないことを思いやりをかき集めて平常としてやれることが大事だ。平常にする。特別じゃなくて。足をひきずって歩いていても特別な視線はない。足をひきずって歩く人は大勢いるから。犬をひきずって歩く人はいない。かわいがるために飼ったのだから。かわいがるために。そうだった忘れてた。最近老後の世話をするのが義務というか役目というか、だと思ってしまってた。かわいがるために一緒にいるんだった。トイレの後始末の毎日ですっかり忘れてた。ちょっとちがう方角を見れてよかった。


by kumaol | 2016-11-02 22:33 | 雑記