DVD「CARMEN]フランチェスコロージ

あらすじは知っていても見たことも通しで聞いたこともなかった。映画オペラというのかなミックスしたようなもの。なんというか獣臭がする。しょっぱなから闘牛場面で剣を突き刺され血をだらだらと固まらせつつ流しつつ倒れゆく牛の最期を長々と見させられる。スペインの乾いた熱い空気。辺境を警備する兵隊たちのもとにホセの婚約者ミカエラ(母親がホセの嫁にと孤児を育てた)がやってくる。将校たちは広場や工場のロマの女たちを見物している。人気者のカルメン男たちの視線をくぎ付けにする。??すごいおばさんなんですが。見慣れるとというか、カルメンの話の世界が情欲や肉欲の世界なので、おばさんでもなんでも体臭がむわんむわんするくらいでいいの。カルメンは性格も悪いしずるいし頭も悪いしこの映画で見る限り体臭きつそうなおばさんなのだがどこがいいんだろうと隣の男に聞いてみると「わきが」と言ってた。なんで知ってるのかと聞くと「作者のゾラが言ってた」と言ってた。作者のゾラ。。。七と間違えてるのかな。でもわきがはすごく納得した。そんな感じ。ホセがカルメンをわざと逃した罰が明けて会いに来る。ホセの情熱的な求愛の歌を聴きながらカルメンはカエルのようなM字開脚と脇を全開させた格好で寝転ぶのだが、セクシーといえばセクシーなんだろうけども股関節がかぱっと開くのがうらやましいのと脇ががばっと開いているのがにおいそうなのとでホセの歌も滑稽に聞こえてしまう。ラッパの音がして帰営の時間だから点呼までに戻らないとというと怒り狂うカルメンつまらない男ちっさい男ね。カルメンに横恋慕していた将校を縛り上げてホセはカルメンたちと一緒に移動の旅に出る。あとをつけるミカエラ。途中闘牛士の一行が酒場に寄り、上流階級とのつきあいもある人気闘牛士エスカミーリョもカルメンに一目ぼれする。どこが。なんで。まったく意味わからん。おばさんだよ?で思ったのは、なぜカルメンがもてるか男たちをもてあそべるかというのはどうでもよくて、理由はどうでもよくて、カルメンはもててもてあそべる女なのであるという絶対的価値。そこから始まっている。やっと話が入ってきた。そうすると、カルメンは薄情でなければならないし淫乱であるし頑固だし愚かでなければならないから死ななければいけない。ホセは山の向こうにあばら屋根の母親が一人で住んでいるような貧しい家の息子でミカエラにも優しくするが愛していると身もだえたのはカルメンが初めてで身も心も奪われ職もなくし世間から隔絶してカルメンを追うのである。いいぞホセ。がんばれ。153分。一気に見れた。でも二回目はやめた。闘牛場面が二度と見たくないのと、ウマやロバも出てくるけど馬には夫婦二人で乗ったり子供3人で乗ったりロバには背中から両横腹まで荷物がどっさりだ。たばこ工場で働いていてたばこの煙の歌が面白かった。はばねらを楽しみにしていたが盛り上がる場面でもなく軽い扱いだ。ホセがよかった。聴かせる。同情してしまう。さすがドミンゴ、圧倒的。
男と女たちの濃さが濃すぎて疲れてしまった。大人の話だったんですね。
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by kumaol | 2017-08-11 22:17 | 雑記 | Comments(0)