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DVD「流れる」成瀬巳喜男

幸田文は小気味いい文体の作家、おとうとしか読んだことないけど、辛辣で冷酷な作品の印象を持ってました。「流れる」も淡々と冷酷な物語で、淡々さが成瀬と合っているし、見るたびにワンパターンな演技な高峰秀子もワンパターンがはまっている。というか、何を演じても〇〇というのはそれが好きな人にとっては欠点でもなんでもない。眉をひくっとあげたり唇の端をつつっとあげたり睨んだりそむけたりする表情演技、成瀬映画ではあって当然のものだし高峰さんはそれプラスどことなく投げやりな心がこもっていないせりふ回しだ。好みです。それに幸田文の無常さが加わって画面に「終わり」が出た時にはひどいーと思いました。救いのない生きているのが嫌になるようないやな映画です。そしてとても面白かった。一気に見れる。ところどころ昔の価値観が押し付けられてきてイラっとするところがあるが時代背景を感じられる映画として時代的価値づけもできるだろう。
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DVD裏表紙より
柳橋界隈の花街を舞台に、芸者置屋で働く女中の目を通してそこに集う女たちの悲喜劇を描く。幸田文の同名小説を、「めし」「晩菊」に続いて田中澄江と井出俊郎が共同で脚本を担当。「愛染かつら」の田中絹代、「祇園の姉妹」の山田五十鈴、「浮雲」「二十四の瞳」の高峰秀子、「晩春」の杉村春子、「秋津温泉」の岡田茉莉子など、日本映画史を彩る女優陣の競演が華やかだが、なかでも成瀬に請われ18年ぶりに銀幕復帰となった往年の大女優栗島すみ子の存在が光る。
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あらすじ
はやらなくなった芸者置き場の女将山田五十鈴と愛想が悪く不器量な娘高峰秀子。芸者デビューをしたこともあったが向かずニート(家事手伝い)をしている。なみ江が伝票と賃金が違ってごまかされていると秀子に言ってくるがいやならやめろとパワハラする。なみ江はそれきり出てこなくなるが千葉から叔父という石切り工が金払えと連日押しかけてくる。酒や寿司や女をあてがう山田。職業安定所から女中が働きにくる。夫と子供を亡くした独り者の45歳だ(田中絹江)。芸者の杉村春子、岡田茉莉子、山田の妹の中北千枝子などが女中の田中絹江に話すという形で状況や人間関係が見えてくる。10歳若い男を住まわせ貢いでいる杉村(年なのでひいきの客はなくヘルプや急なフリーの座敷に呼ばれる)、浮気者の男に捨てられ姉のもとに一人娘と一緒に身を寄せている中北。山田には異母姉に借金がある。旦那を持てと紹介されるが落ちぶれても意に染まぬ男の世話にならないと断る。一方で姐さんの栗島すみ子(料理屋を経営)にたより借金の申し出をすると昔ひいきにしていた先生から10万を預かってきたからとくれる。先生に頼ってみろと言われ、昔栗島の甥を先生の秘書に紹介してやったこともあり、先生はまだあなたのことが好きだからと言われてその気になってしゃきっと装って出かけていくが彼は来ない。10万は助けたいからくれた金ではなく二度と頼ってくれるなという手切れ金だった。石切りの脅迫事件で警察に呼ばれ示談にはなったもののつたの家の評判は落ちる。岡田茉莉子は昔の恋人に久しぶりに会いに行くがただで遊ぼうとする男に幻滅する。杉村は年下の男に捨てられ泣くと、そのほうがよかったと山田がいうのものだから、お金をちゃんと払わない女将が悪いだから捨てられたと攻撃してくる。伝票とお金が合わないという。山田はまあまあとごまかそうとするが高峰がいやだったらやめてくれて結構とぴしゃりというので岡田茉莉子と一緒に出て行ってしまう。以前から栗島がこの店を買い取ってやるから借金を返し雇われ女将になって仕事を続けろと持ち掛けてきていて、そうすることにした。少々の時間が流れて。杉村が酔ったはずみですみませんでしたと戻ってくる。岡田はよその家で売れっ子なので戻ってこない。田中絹江は栗島に、うちの女中にならないかと誘われる。つたの家はつぶして料理屋に改装するのだと計画を打ち明ける。それでは、おかみさんたちは。川向うにでも行ってどうにでも生きていけるだろうよ。唖然とする田中。狸婆の栗島。山田は芸妓になる予定の子供たちに三味線を教えている。高峰は店がなくなっても母と二人で生きていけるようにとミシンを習っている。三味線の音とミシンの音が格子づくりの家が並ぶ芸者街に協奏する。終わり
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映画の中で一番きれいなのはどう見ても高峰秀子なのだが、不器量な娘という役だった。いじわるそうな意固地な顔つきを作ってはいるがどう見ても一番の器量よしである。岡田茉莉子は相変わらずひょうひょうとした無責任な娘に描かれ、すごい美人であるのに、高峰秀子のせいで主役になれなかったのか、当時ははっきりした眼の西洋的美人は受けなかったのか。成瀬ワールドではキャストがおなじみさんなので、浮雲では岡田茉莉子の亭主だった加藤がここでは中北を捨てた女たらし役になっている。中北は、浮雲では森雅彦の正妻で前歯に金を貼っている役だった。中北は猫背で常に顔をかしげているような姿勢なので、いじいじした泣き言しか言えない女の役には合っている。
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ポン子という猫が飼われている。食卓に近づこうとする猫の首をつまんでぽいっと落とす女中の田中絹江、ポン子がいないから探しておくれと言われて屋根の上で見つけ首をつまんでぽいっと家の中に入れ落とす岡田茉莉子、接待の最中にポン子に膝に乗られ、あっち行けと首をつまんで遠くに放り投げる石切り工。猫の扱いがひどい。
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杉村が伝票と給金が合ってないと悪態をつく場面で、高峰はたてつく暇もない拒否をするのだが、「お嬢さんは男を知らないから」と言われ、男を知らないとなにか都合悪いことがあるのか、と反論してしまう。山田も杉村も岡田も中北も、田中も、この家の女たちはみな男で苦労してきているのだ。杉村は「へぇ~みなさん聞きました?ききました?」と触れて回る。ここが時代だなと思った。男がいなければ生きていけない女という身分。好きな男と自然に結ばれる二人ならこだわることでもないが、不器量な引きこもりで生きてきた女には結婚しろも男を作れもとげになっていく。男なしでも生きていってもいい社会になれてよかった。
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新生つた家を評して粟島が田中絹代に言う、「習い事に来ている娘たち、身を売らなければ立てるような女たちじゃない」このセリフで、石切り工も脅しの中で「金も払わず売春までさせて」と脅迫なのか事実なのかわからなかったが言っていたが、なか江が売春を兼ねていて女将たちが見ていないふりをしていたことがはっきりとわかるのである。
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ミシンの内職を始めた不細工娘であるが、ミシン内職の需要もあと何年と続くものではないことは未来から見ると明らかで、家もとられ頼りになる男はなく頼りにしていた姐さんからはだまし討ちにあった形で、芸者しかしたことがない母とニートしかしたことのない娘では、先行きの暗さを暗示させて打ち切るのが上策か。現実によくあるのがこういううまいこといかない話だろう。それでもどうにかして生きていけるものだから生きることは辛いの集大成だ。
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杉村春子はエッセイを書き2冊ほど読んだことがある。朝ごはん昼ご飯晩御飯の記述がよくあるエッセイだった。曰く、あと何回か、数えられる回数しか食べることができないのでおなかを満たすために食べることはしたくない、納得したものを食べる、ということを何度か書いていた。おいしくないのにおなか一杯になってしまったときに杉村春子を思い出していた。
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幸田文はやはり底意地が悪い。
女将の娘にもうちょっと愛嬌というか他人を許したり信じたりする気持ちがあればよいのにな。かたくなな娘が没落の元凶か。不細工だっていいじゃない。といいたいが男がいなければ生きにくかった時代、価値観が悪い。全部価値観のせい。


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犬が夜中に悲鳴をあげることが二晩続き、二晩とも手足を突っ張らせて脱糞したが抱いてやったらこっちにもどってきた。発作にはならなかったが周回を続けるのでさせることにした。4時間くらい歩き続ける。昼間も起きると歩き続ける。それからぐにゃりと寝る。だんだんだんだん悪くなっていくのだ。
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向かいの家の塀が壊れて直ったと思ったらまた壊れてた。なんでどうして。ふしぎ発見だ。


# by kumaol | 2017-07-02 17:42 | 雑記

DOIに行くことに

一か月たって、思い出すとやっぱり退屈だったかなあと思う。よく見えないから頭がゆらゆらしてるのを見るだけだしたら~と滑ってくる~と回る。だるい。たら~なのは静止が甘いからなのもあるし見せるというよりも見てくださいなレベル。ごった煮でも楽しいなら楽しいのかもしれないけれど好きなスケーターのプロがあればなんとか耐えられる。好きな人がいなくてあれはつらい。演出や構成が、みんなあんなものなのかとジアイスの観戦ブログを見てたらこれは面白そうだった。バトルとチャンが同じプロをシンクロ演技したり真央とコスとポシュが3人群舞をしたり姉妹小芝居があり休憩時間はインタビュー時間になりバトルと真央のペア演技が毎回あるらしい。人気投票で一位のプロを演じるなど。ショーっぽくてよい。ジアイスがタイプかも。が大阪と名古屋でしかやらない。じゃあいいや。DOIの再販売の券がいっぱい出てた。羽生が出ないショーは慌てなくても買えるみたいだ。席は選べなかった。北だったら買わないつもりだったが北かもしれない。そしたらまたいっぱい不満を言う。南か東か西でありますように。オリンピックの女子2枠にすごく関心があるのでどうしても見に行きたくなった。みんなかわいい。二人は選ぶのが大変だけど、じゃあ一枠だったら誰だろうと予想すると樋口かなあ。表現力がある、大人っぽい。大人の階段を上ってしまったのかもしれない。置いといて。ぽちゃっ太ってるところが目立ってる。質量が重そうというか、空気が重そうすなわちオーラ。丸顔で厚化粧で変な色の衣装を着てて目立つ。目立つのはよいこと。3Aのプロが見たい。次は三原さんか、柔軟性が感じられる。だがなにを演じても子供っぽいのでかわいくもあるがお遊戯会になってしまうのが不利。ダンサブルな音楽にしたらいいんじゃと思ったがjazzのエキシプロが全然踊れてなかったのでお遊戯にならざるをえないのかもしれない。ステップが弱点なのか。次がマリン。でもほとんどないと思う。スピードがない。プロ次第か。宮原はジャンプそのほか小さくて素早くてシャーレの中の虫みたい。でも点はとれるから好みの問題なんだろう。動画をいろいろ見ていると、やっぱり浅田真央はうまかったんだなって思った。ポーズが決まっている。彼女の型はきれいでかっこよい。動作というのは一瞬一瞬の静止の連続で、かっこよく決まっている。ステップがうまい。くるみ割り人形の飛行機しながら手をひらひらさせるあれを見て、きしょっと思って以来好きでも嫌いでもなく当たり前のように見ていたけどメリハリが上手だった。にまっと笑って頭を振ったり顔を作る部分があるときしょい。
2015年はDOIで初めて清明をやったのよね。ああ。かっこいい。今年のはチケキャンとかで定価割れして売られてる。定価以下なら買ってもいいかというとだめ定価以下でも現金を戻してあげることになるから次の購入に回ってまた買い占められる。買えば買うほど自分の首を絞めることになる。羽生が出るのだけ行けばって言われた。デモファンタは面白くなかった(結論)。スケートに興味がない人に浅田真央のアイスショー見に行きたいかと聞いたらいくいく真央ちゃん見たいって言われた。だんだんその気になってきた。こっちでやって。



まだキレがないもそもそっとしたスケーティングだが3Aは決めてる。手ひらひらで拒絶反応が出た。馬鹿に見える。ばかばかしい振付。その後ずっとこのイメージだったのでばかばかしいイメージがずっとつきまとって関心をもてない選手だった。



リンクと客席が近い。楽しみ。観戦記書きます。
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7/7金18:30 7/8土 昼夜2公演 7/9日昼 新横浜
出演
日本男子
宇野田中ムラ友野須本光希佐藤駿
日本女子
三原樋口本郷本田(武史ではない)坂本白岩住吉
ペア
須藤澄玲&ブードロオデ、三浦&市橋(知らない)
アイスダンス
かな&クリス、平井&デラアソンション(知らない)、深瀬&立野
ゲスト
ねーさんめどべのっぽちゃんシェルバコワ

ねーさんは1999年生まれ、うちの子(犬)と同じ。めどべもそうだって。うちの子が人間だったらめどべだったんだ惜しい。ねーさんは初見だからすごく楽しみ。いいところで見たい。目の前でジャンプしてくれる席と目の前でスピンしてくれる席、どっちがいい席だろう。どっちも目の前だといいなあ。
ねーさんを初めて見たとき、日ハムの工藤に似てると思った。西武の工藤ではない日ハムの工藤投手。かっこよかったよ、今どうしてるかと検索したら亡くなってた。のっぽちゃんはマリアソツコワね、面白くて毎日見に行ってるブログで「羽生君で少女漫画」というテーマがあるんだけど、ロシアっ子たちはスケバンとその手下たちなのね、最末端がソツコワで、羽生君にのっぽちゃんて呼ばれるの。かわゆし。もへ。

おすすめ。



# by kumaol | 2017-06-30 22:37 | 雑記

誰も知らなかった知って感じるフィギュアスケート観戦術。タイトルが長い。2013年12月、全日本以前、ソチ五輪出場者が決まる前の出版である。内容はわかりやすくおもしろかったが、タイトルを書き写してみたら全然内容と沿っていないタイトルだった。観戦術ではない。でもおもしろかったのでよし。

ビールマン。腕で足を引き上げて見えるから腕の力で持ち上がるようにみえるが、足の筋肉と腕の筋肉では足のほうがずっと強いので腕の力だけであるならばどんどん足が後ろにひっぱられていってしまい美しいビールマンはできない。ビールマンは脚と腰の筋力で持ち上がっているのだ。新採点方式になって点数を稼ぐためには誰もがビールマンをしなければいけなくなった。そのため腰の筋肉の付き方が若い子たちは変わってきている(強くなっている。)
確かに、過酷な姿勢をとるときに腕で足を持ち上げられるはずはないが腕でひっぱりあげてるように感じて見ていた。
新採点方式の導入で、新しい技に挑戦する意味が出てきた話とか続いて、トリノオリンピックの自分の話が出てくる。期待されない選手だったから楽しもうと思った。アスリートが楽しむとは、遊ぶことではなく自分をコントロール下に置くことができるほどに自分が努力を重ねて目標に到達したことでありやりきったから楽しめる。この「楽しむ」は羽生もよく言っていることで、ポピュラーな考え方なのだろう。青い衣装を着るようにとモロゾフに言われて、メダルを意識してるのだとわかった、とれればいいなと思ったけれどもとれるとは思っていなかったので緊張しなかった。金メダルがほしいという気持ちだったら3+3を飛ぶと決めただろうがメダルならなんでもという気持ちだったのとモロゾフがほかの選手の演技を見せてくれず、るっつは3+3じゃなく3+2を飛ぶようにサルコーとトーループは3+3を絶対に飛ぶようにと言ってきた。るっつが3+2でいいと言われたことですごく気楽になり金メダルを引き寄せることができた。モロゾフは最初から金を狙っていたようだ。
この舞台裏は知らなかった。駆け引きがあること。なんでも全力で点数の高いことをするのだと思っていた。トリノはまだできないと減点されるのみでなにもいいことがない完璧のみの採点法だったからそうなのか今はどうだろう。荒

6種類のジャンプの見分け方のイラストが載っていて、飛んでから着氷までがみんな同じイラストでコピペ、ジャンプの違いはどこで踏み切るかの違いでしかない。それがリアルタイムだととっさにわからない。エッジかトうかで1/2、一番きれいに見えるのはトウループだと思うけど(ねじれてないから)一番基礎点が低い。挑戦点のようなものができてきて幅が広がった。プログラムに必要なエレメントの数が減って感性をより含めることができるようになった。という解説。
メダル候補のここに注目、の章では羽生が高橋の次に出てくる。
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チャンスを必ずものにする、羽生結弦。
これまでの日本男子にはいなかったタイプかもしれません。まず何より、彼のメンタルの部分の強さにすごく感心します。
自分の状況を自分自身でとてもよく把握して、目的に向かって必要なことをきちんとできる選手です。自分の意志がとてもはっきりしている。そして大事な場面で力を出す能力がある選手だと思います。
これまでの日本の男子選手は大きな試合を何度も何度も経験してそこで失敗もして成長してきました。技術的には世界レベルのものを持っていても本番で実力を発揮しきれないという時期をジュニアからシニアに上がってしばらく経験してきていました。
けれど羽生選手の場合は最初から本番で力を発揮するという能力を持ったうえでスタートしてきたように見えます。彼はシニアの舞台に出てきたそのときからすでに存在感がありました。
そしてチャンスがあれば必ずつかむ能力があります。チャンスだと思うと普通はプレッシャーになって失敗してしまう。でも彼は普通ではなかった。
2012年3月ニースでは17歳という若さで世界選手権の表彰台に上がることができたことも日本男子としては最年少でした。
彼のこれからの課題としてはスケーティングの質を上げていくことでしょう。上半身の動きはとてもうまくキレがありますが疲れてきたときにまだ時々ふりーれっぐがおソロ化になることがあります。そのあたりはカナダでコーチ陣が指導していると思いますのでいずれは向上していくだろうと思います。未知数の可能性を感じさせる選手です。
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と、今現在も言われている羽生評と同じようなことをソチ前に言っている。オーサーが羽生について言っていたこと、スケーティングの質を上げることと同じことを言っている。よく知っているんだなと思った。



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犬の薬をもらいに行く。20日分。途中まちがえてあげたりしているので数はそろっていない。4種類で5292円。院長がいた。
毎晩ぴいぴぃ悲鳴をあげるので寝れない。昨日はぴいとないて手足を硬直させたので始まるかと思ったが戻ってきた。発作はなかったが朝まで5時間くらい回りまくっていた。何度か倒して寝かせてみたが起き上がって回ってしまう。
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本「火群の館」春口裕子
行方があまりにもつまらなくて、でも短編集は面白かったから行方が選択ミスなだけでまだ面白いはずともう一冊読んでみた。もっとひどかった。超常現象と心霊現象とものすごい偶然がオカルトだかに包まれたやたら長い話。
弁護士を目指す明日香は真弓と同居生活をして(ここからしてなんでって感じだが)真弓はシャワー室で死んでしまう。それから長い髪の毛が壁から出てきたりタコの吸盤が皮膚に張り付いたのが見えたりする。(意味不明なオカルト)マンションには自分と数名しか住んでいないことに気づく(今更)。火事が発生して家族が死んで消防車が通れなかったのは違法駐車のせいでその車はお前たちが乗っていた車だと糾弾される。ぁーんごめんなさい。長い。最後は死んだ家族の回想みたいなよくわからん「いい場面」な描写があってなんなのこれっなまま終わった。これで終わりにしよう。
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向かいの壊れた塀が直ってた。
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DOIのスーパーアリーナを迷ってる。リンク上の最前列は行ってみたほうがいいかやめておこうか明日までに決めねば。




# by kumaol | 2017-06-29 22:02 | 雑記

行列でつつかれた

フランスパンの晩御飯にしようかなと思ってデパ地下行ったら催事でパン屋が行列してて今なら空いてる午後には売り切れると呼び込みしてたから並んでみた。玉出木村家ってゆう全部のパンに砂糖がはいってるから押すとへこみます(買ってから押すのよね?)フランスパンは売ってないですって言われた。行列は一列で、売り場の前も一人ずつで、一人会計が終わったら一人分前に進める押し出し式行列形式だった。パンが置いてある前に進むことができてお盆を渡されたころから、うしろのおばちゃんが異常に近づく。空気が圧縮されて重い気配を感じるから適正な間隔以下に近づいていることが振り向かなくてもわかる。うっとうしいな!前の人は外国人で、半分サイズのオレンジパンとフルサイズのオレンジパンが同じものかどうか聞いてる。店員が「せいむ」と答えていた。パンの種類はオレンジ、メロン、カップケーキ、練乳、芋、あんパン。その次がレジ。半分のオレンジをお盆に載せる。うしろのうざいおばさんが身を乗り出してお盆をもらう。するとっ。おぼんで、つつかれた!!!おぼんで背中をつつかれる。うっわあうっざい。一列なんだけど。レジまで5人しかいないし売り切れそうもないでしょう。なぜつつく。いらいら。オレンジパンの袋を持ち上げておろして別のを持ち上げておろして選んでた。カップケーキも3個入ったのをばらして一個にして「こちらに一個のありますよ」迷惑がられてた。アンパンは複数入りしかなくて「ひとつだけにしてちょうだい」要求してた。この辺は面白いと思った。背中をつつかれなきゃおもろいおばさんだわ。せっかちは見苦しい。気をつけよう。
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パンは、たしかにもちもちして以上にやわらかくて握ったらピンポン玉くらいに小さくなりそうなハンドボールな大きさだった。どれも同じ味で、リピはないかな←楽天レビュー風。
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ABCでやってた神戸の見た。マリンの目標はオリンピックに出たいオリンピックに出ることが目標ですと言ったら、はゆんくんが「一所懸命やれば大丈夫だよ」と答えてて、はふん?と思った。一所懸命やれば?大丈夫なの?ぴんとこない受け答え。かなりの激戦だと思うしほかにも出たい子は大勢いるしなんだか無責任で心のこもっていない励ましだ。励ましというより慰めに感じた。出れない候補だと思ってると推測した。出れない。だから言える。そうでもないかな。出れるだろうと思っている子にだったら、失敗や調子とかもあるし軽く大丈夫とは言えないんじゃないだろうか。はゆうは言葉の選びが独特だから斜め上かもしれないが。
全日本がどうしても気になる。女子の2人が誰になるのか、ものすごい関心ごとだ。男子は三人目がだれかというより、羽生と宇野の対決を見たい。宇野は勝つことができるだろうか。フリーレッグのぐるぐるは置いといて、勝つことがあるだろうか。GPF、全日本のどちらかで羽生に勝つことがあるとしたら、オリンピックは連覇する確率が高くなる。追われるよりも追うほうがアドバンテージがある、一度負けることで勝ちやすくなるといえる。けれども負けないで。あくびしたり昼寝したり気楽な立場に見えるんだけどショーでも出番のときだけ自分のプロをやればいいだけだったし気楽さを活かして勝てるチャンスをものにできたらそれはありだなと思う。でも負けないで。
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昔は、男子は佐野稔一択だった。ほかに応援する人がいない。佐野さんは女ぽくてそのころ覚えたてのおかまだと思ってた。三田明に似てる甘い顔と思っていたけれども今見直してみたら鳥羽一郎にもっと似てた。女子は渡部絵美、外国育ちだからスケートができる、日本の女子はスケートできる環境にいなかったように記憶してる。当時のショートは氷の上に審査員がバインダーをもって採点する規定で、面白くもなんともなかった。フィギュアスケートがすごく流行?したのはジャネットリンの尻もちで、写真が新聞の一面になってた、昔の週刊誌にはヌードとか載っていてそれと同じ目線で紹介されてた。健康的なお色気みたいな気持ち悪い紹介のされ方。電車に乗ればもれなく痴漢がいた民度の低い時代のフィギュアスケート観。安藤さんが股間ばかり写されて嫌だったといってたけど、ジャネットの時代からそういうものだと洗脳されてきたのでそれはそうなんじゃないのって思っていたけどそこはわたしも旧式人間だったことを反省、安藤と同じようにおかしいと思うようになった。女らしさとかお色気とかじゃなくてスポーツになってきた。フィギュア自体も進化しているけれど論や観も変わってきている。佐野さんがプロになると言っていた時はアイスショーは場末なイメージがあり、だからなんでプロになりたいんだろうとすごく不思議だった。一段落ちることを意味してると思っていたのだった。だがショーも文化として根付きプロスケーターがプロの俳優プロのダンサーと同じようにエンターテナーとして進化して観客を増やしていくのであれば素晴らしいし更なる革新になるだろう。アイスショーはもっと変わっていける。FaIOですら単調で退屈な部分が多かったので、もっと変われる。一所懸命やれば大丈夫だよ。使い方あってるかな。
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佐野さんのコーチだった都築先生は羽生のコーチでもあった、佐野さんの時にはものすごく厳しく練習量も多くやった、メソッドがなかったからやってみるしかなかった。羽生のときには方法がある程度できていたので、佐野よりもずっと短い期間でそれ以上のことができた、みたいな内容。

1ページ目に佐野さんの画像、2ページ目にはゆんくんの画像あり。美少年。

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アイスショーが一段落ちると思ってたのは。選手時代にやれてた技ができなくなるから。やらなくなる。と思ってた。それはあながち間違ってはいなかった。たらり~と滑ってくる~と回る。だるい。見せるプロもあるのだが、構成が低くなったものをたらたらとソロプロで滑られても飽きる。見ごたえのないソロプロ。ショーではあるが若手のお披露目でもあり完成途上プログラムの練習場でもあるというのが演劇などと違う点だ。プロのショーでもあるが競技選手の調整の場の役割もある。完全なプロのショーではないあいまいさ。甘さ。2万もとるものがあれなのはスケートだからしょうがないのかなと大目にみてしまったがやっぱりなんだかと思ったりする。トップスケーター二人が点対象にまったく同じプロを滑るとかすごいものができないんだろうか。女子3人がパふゅーむみたいな全く同じではないが統率されたダンスを披露するとか。ディズニーのほうが退屈しないで楽しい。羽生はディズニーに出たほうがいい。ショー限定のペアも楽しそうだが。ぼーやんとまりんとか。羽生はプルとセックスボムをするのかな肉襦袢なしで。肉襦袢なしで。大切なことなので二度言いました。楽しませるというより気持ちよく滑っているあてくしを見てってプロが多くてうんざりした。だから衣装と髪飾りしかいうことがないのだ。
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ジャパンオープンに本田武史が出るんだと驚ていたらまりんだった、本田とだけ書かれるとマリンが思い浮かばない。武史になる。
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K地地愛の代理店とかから毎日電話がかかってきて5回目くらい。うちの使っているプロバイダーを言い当てるので、なんで知っているのかと聞いたら、そちらの地域は使ってる方が多いのでというから、なんで多いとわかるのか、と聞いたら、お客様がそうだとは言ってないとか情報が洩れてるわけではないとかインターネットを使っていない方にも同じように聞いているとか納得できないことを言い始める。しっかりと、▽▽を使っていらっしゃいますよね、と聞いてきた。合ってる。あてずっぽうではないはず。
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インパチエンスとコリウス。
作って二週間目
行列でつつかれた_a0305943_20322774.jpg
コリウスの成長が早い。コリウスは真ん中に入れるとでっかい面になってしまうから一番下段と端にいれるようにしよう。去年もそうメモした気がする。ペチュニアが隠れてしまった。


# by kumaol | 2017-06-27 21:57 | 雑記

てんかん4回目

前回が13日、12日開けて次の発作が出てしまった。間隔がみじかいことが心配だが発作状態には慣れた。人ができることはない。見守る。
朝2時半 がたがたと震え始める。よだれをたらしながら手足を突っ張らせる。
空気を掻くような必死な運動はなかったので前回よりも軽い感じだった。ダッフンあり。
発作止めの座薬を入れて、がたがた動くのは脳がおかしくさせているだけで運動したいわけではないので、抱きしめておとなしくさせようとしていたら静かになった。3時。
4時まで一緒に寝る。
4時にまた、ぴぴいぴぴい泣きながら頭をあげようとどたばたするので起き上がって抱き上げるとべるとおむつがすっぽ抜けて落ちていた。おむつをするために床に立たせおむつを腹に当てるとすぐにおしっこをした。量多く支えている手は熱い。おむつごしだけど。間一髪。よかった布団にされなくて。それからサークルで動き回って止まらないので回らせておいた。じょりじょりじょりじょり、サークルの内壁を削って歩く音がうるさい。悲鳴がないのでまたまし。隣近所にうるさくないように窓は締め切っている。
犬と一緒に寝ていたシーツは茶色いしぶきのようなウミのような気持ち悪いぽつぽつが落ちててきもい。腐臭もするし。くさい。てんかんじゃないときは一緒に寝てもくさくないが、てんかんになると体の中のにおいが漏れてくるような、なんともいえない匂いがする。毛穴から立ち上ってくる何か。
7時、出かける時間なので倒して寝かせてみたら寝た。3時間歩き回ったから倒したら疲れて寝てくれるようだ。
昼間はなにしてたか知らないが、ご飯は朝晩しっかり食べる。水もたくさん飲む。夜はずっと歩いてる。てんかん発作後の高速ではない。
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信濃町駅で階段を上って高架通路を歩いてた時にすぐ前の女性がふらふら揺れ始め、揺れが立っていられないくらい大きくなってどうしちゃったのと思う間もなく倒れてばたばた痙攣したことがあった。声をかけてもばたばたされて強い力で払いのけられる。強く払いのけられたときに、びっくりしたが、それ以上にその人の状態にびっくりした。てんかんという病気を知ったのはその時が初めてで、その状況があまりにこわかったためにどういう病気か調べたくなくて知ろうとしなかった。インタネットのある時代だったら調べたかもしれない。認識がなくなる病気だろうか。
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宝塚記念、はゆんくんに関係ある言葉はゴールド、絶対王者だから、王冠でクラウン、ゴールドアクターとサトノクラウンで、と考え付いた、けれども、GAに横山なのがいやでないない!と決めてやめてしまった。考え付いたがやめてしまった。よくある。馬券は数字をぽちって金額を入れて購入してなんぼ。考えたこともあるじゃ考えなかったに等しい。ああ、もっと素直な心になりたい。

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人間関係、特に恋愛関係もそうで。好き好き。大好き。離れたくない。と思ってるだけでは想っていないことと同じで、相手に、好きなことを伝えないと頭でどう考えていても好きじゃないことと同じ。好きな人とずっと一緒にいたかったけどそれは無理でお互い家に帰らないといけない(子供同士)そこで、ふてくされてしまう。もう会わないとかもう好きじゃないとか極端に走ってしまう。
恋愛で大事なのは表現力。競馬で大事なのは予知能力。あるかっての。

# by kumaol | 2017-06-26 20:28 |