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こけし模様のアイリッシュ

のろまだぶすだいらつくと苛め抜いていじめ続けていても去っていかずじとっとそばにいられるとたまにやさしくしてあげたくなる。アイリッシュにもそんなときがあるらしい。今日のアイリッシュはわたしにやさしかったあらびっくり おどろいたふりをせずどっといったりうえにあがったりとリズムを崩すことなく、すなおに走ってくれた。上にいるのはあいかわらずのドヘタばばあなのに。えらいアイリッシュ。たまにやさしくしてくれるのね。たまでいいよ たいていは耐える
待機で他の人の見てた、インフィニティが暴れまくってた。うしろあしのストレッチなんて言い訳はつうようしない暴れよう。うしろけってまえのけぞってよこにながれて前衛芸術のあやしいダンスのよう。乗ってた人は、早くに駆けB卒業してった上手なヒトで「わたし平気なんです」て言ってた。こわくないそうだ。たしかに、前傾もせず腰が浮いたりもしないであしもおしりもぴたっとくっついていた。あばれられてもタコみたくくっついてられるものなのだな。やっぱ、向いてる人っているのだわ。お子さんを習わせているお母さんの人が夜遅くまでずっと見守ってた。自分はしないらしい。動物がこわい、犬も触れない。恐怖は原因がわかっても克服するのはむずかしい。わたしも1年くらいは会うのがこわかった。にんじんも手からあげれなかったし、襲い掛かられる、けられるころされるとびくびくしてた。どの子に対しても。でも、最初からかわいいかわいいとこわさを隠してのかわいいではなく本当にかわいいと、手を伸ばせる人もいて、こわくないのはいいなあと思った。
やっぱりふくらはぎがというかあしがまえいったり離れてぱたぱたするからじっとつけてと言われて、なんかいらっときて、「何千回もそういわれるけど根性でしかつけれないんですけど」みたく逆切れした。「アブミをふむことです」ふめないんですけど。自重した。親指から小指まで均等に踏むこと、おしりの下にかかとがくるように。とか言われるんだろうな。全部初心者のときのアドバイスなわけで、いわれることができない体のつくりなのか、いわれたことが脳みそでヘンに変換されて筋肉に伝わるのか。とにかく言葉はわかっても体に伝わらない。コツを知りたいのだつまり、ウラワザだ。サインコサインタンジェントの名前は知ってても、それがどういう数字をあらわしてとか問題を解くとかまるでできなかったことを思い出した。ぼんやりしてる間にどんどん先に進んでいまさら質問できないという状態である、学生時代にバカだった人は大人になって趣味で習い事をしても馬鹿なのか。そうなのだ。いまさらきけないことが増え続けて、いまだに駈足できないなんでいったいなんくらのってるの状態。理解がのろいんだな 
わけわかんないことをちがうちがう言われてストレスたまる 解決方法がわからんのだから
乗馬に向かない人なのはもちろんだけど、生きるのにもむいてないようだ。耐える
手入れ講習とそのあと乗ったこの手入れと、フル手入れを2匹したらすごい疲れた。ひづめの泥落しでしゃがむのがつらい。夜はコンクリの床からひとひとと寒気がやってきてとても寒い。アイリッシュはすぐあしをあげてくれてかわいい。右のうしろあしのひづめがすごく深くて、びっくりした。ひづめの洞が深い。不思議な感じ。
ちょっと好きになった。

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午前の駈足は白いイヤーネットで
「臆病な子はイヤーネットというけれど効果あるのかしら」と言われてます
嵐の日にびびっていたシュークリームと平然のアイリッシュ
馬場に出ると見えないものが見えてびびりのけぞるアイリッシュ
イヤーネットの効果はだれにもわからない

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午後は紺色で。あごひもを結んでイヤーネットアイリッシュ
その効果は誰にもわからない

結局、よいはしりをするとか素直とかは、そのときの馬のキゲンによるのが大きくて
同じ自分が乗ってやなときもあればくそぅこいつのときもある。
馬という生き物とのおもしろさだ
by kumaol | 2014-04-05 23:18 |