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本「俺のROCK LIFE」ダイノジ

デビッドのこと書いてあるからと貸してもらった。Tレックスみたいにポップかと思ったら詩は難解で苦手だった、けれどカバーアルバムのピンナプスは大好きになったという話。ピンナプスはヤードばーずとかフーとかの曲をかっこよくアレンジした全曲カバーのアルバムでジャケット写真は飾るのにふさわしく美しい。デビッドは自分流にカバーするのがすごくうまい。ピンナプス以外でもカバー曲をアルバムにいれてる。レツスペンドナイトツギャザーはかっこいい爽快感のあるカバーだが原曲のストーンズは初めて聞いた時にしりもちつくくらいおどろいたどこの盆踊りかと。全然ちがう。アクロスジユニバースは内に向かった深遠さがあるカバーだがビートルズのそれはやはり盆踊りだった。きんどんカムズもいいしニールヤングのなんだっけタイトル忘れたあれI've Been Waiting For You もいい。デビッドのカバーは疾走感が出る。ダイノジを知らなかったが有名なんです?ロック評論とまでいかずエッセイで自分語りの合間にロックの話題がはいる配分が薄目でちょうどよかった。デビッドの兄がロックンロールの自殺者だというのは間違っている。イギーポップは好きだそうだ。エルビスコステロが一番好きらしい。病院の待ち時間に読むのにちょうどよかった。

Pin Ups [Full Album] - David Bowie




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ロータリーで福島Mを見た。選挙演説。小さくてびっくりした。イレギュラーな外出で有名人を見れるのはうれしい。ミーハー根性。MRIは膝だったからか頭まで潜らなかったので大丈夫だった。首のところまで筒がある。この中に頭までいれられたらすごいプレッシャーだ。膝でよかった。MRIは3回目、30年前は大学病院に機械がなくて川崎まで出かけて撮った。15年前はその大学病院にMRIがあってその場で撮れた。今度のところはMRIだけをやる病院でいろんな病院からの紹介状をもった人がMRIだけを撮りに来る。合理的でよいと思った。高い機械なんだろう。しかし少なくとも30年間MRI以上の装置は発明されていないともいえる。意外と技術は止まっているんだろうか。出かける前に費用を心配して検索したら2万もっていけば大丈夫と書いてあった。8600円くらいだった。安くない。8600円なら、乗馬に使いたかった。と、なんでも乗馬に換算するのは貧乏性です。人間メンテ費用はしょうがない。MRIをやって安心した気分だったがMRIをやったから治るというものではないことに気付く。撮って、それからどうなるの。膝はじんじんするし膝から下はジンジャエールに浸かってるみたいにしびれてる。足首はぽきぽき鳴るし膝の後ろは固まって硬い。開脚はできなくなったので階段につま先をかけて足の裏をのばす体操をしてる。それがものすごく硬い。足の裏を伸ばすだけなのにギ・リ・ギ・リ・いう感じ。ぜんぜん治ったわけではなかった。
帰りのロータリーにまだ福島がいて山本Tが応援演説をしてた。演説が終わると二人は抱き合ってた。・・・。有名人が見れてもうれしくなかった。家に帰ると犬がおしっこしてた。出かける前にトイレさせて2時間ちょっとで帰ってきたのになぜするか。家にいるときにせっせとトイレに連れて行って直前にも連れて行っても、外出するとすぐにしてしまうのはなぜなのか。なぜなのか。人がいないところで自由におしっこできる解放感だろうか。楽しいのか。膝が治るまではイライラしないことにしたんだ。犬の粗相をにっこり許す。早く治るように。

デビッドの兄はじぎースターダストの時代には存命だった。鉄道自殺してしまって、ブラックタイホワイトノイズのアルバムで「ジャンプ」という曲を作った。周囲からえ飛べ死ねといわれるストレスたっぷりな歌だ。兄の死をモチーフにつくられたといわれている。おれのロックライフでロックンロールの自殺者がお兄さんのテリーだというのが間違っているのは時系列がちがうから。しかしここは訂正編集しないでおいてほしい。それほど濃くないファンは、デビッドの家族構成や曲名から、トックンロールスーサイドをお兄さんのことをうたっていると結びつけるんだなという事実が新しくて面白かった。詳しくなければこういう受け止め方もされるんだと知った。異母兄だ。
by kumaol | 2016-07-09 21:14 | 雑記