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本「サムのおしごと」おめでたこぶた

いきなり梅雨明け宣言されたと思ったらいきなり梅雨が明けた。信号が点滅したので走ったらズキンドキンした。もう一息だな。どの程度走るかというと10歩程度なんだが痛いので無理はできない。日常のちょっとの駆け足が大丈夫になったら乗馬を再開したい。月2回くらいだろうか。痛くなる前に休む。足が悪くても痛みが出なければできるはずなので休みながら大事にしながら様子を見ながら継続を目標にやっていきたい。予約にガツガツしてた頃が嘘みたいだ。あの頃は若かった、終わった時期がまた一つ増えた。
スクワットを始めた。今までやり方が間違っていた。今までは、上半身を立てたままで膝を曲げて伸ばしていたがそれだと膝に負担がかかって大腿四頭筋は鍛えられないのだった。大腿四頭筋を鍛えるには、お尻を突き出すようにする。後ろに椅子があるとイメージして、椅子にお尻を乗っけるように膝を曲げる。膝は痛くならない、太ももが筋肉痛になる。上半身は斜めになってよい。太ももに効果を感じた。
本「サムのおしごと」おめでたこぶたアリソンアトリー すがわらひろくに訳 やまわきゆりこ絵

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絵がかわいい。子豚がひょろんとした線でよわよわしくたどたどしく子供らしい。こんな話で本になれるんだ(失礼)と最初は思ってしまった。脱力するというかのんきな世界に疲れる。なかなか読み進められなかったが絵のかわいさと、途中から訳もかわいいような気がして(こぶたの会話文)、のろのろと読み終わった。物語の世界ののんびりにつられて読むスピードものんびりになった。



こぶたのサムは農場の近くに豚の家族で住んでいて、農場のグリーンスリーブスさんの馬車に乗って市場に連れて行ってもらったり(馬車をひく雌馬のサリーはサムとおしゃべりするのが大好き)

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かかしの代わりにかかしのアルバイトをしたらかかしは帰ってきてくれなくていつまでも立たされていたり、石を拾う仕事(草刈りのかまが傷つかないように)を頼まれてやっていたけど頼んだことを忘れられて夜中までやってしまって疲れてしまったり、ぴかぴかのキッチンに遊びに行きたくてこっそり忍び込んでプディングの種に潜り込んだら火にかけられてぴょんぴょん飛んで逃げたりする。

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プディングから助けてもらったサムは、干しブドウがたくさん食べれて楽しかったそうです。






周りの人々はみんなやさしい。サムは人間とおしゃべりできて人間の仕事をお手伝いできる。サムとなかのよいアライグマはサムとおしゃべりできるけれど人間からは姿を隠す。サリーもお話しできるけれど人間はサリーがお話しできることを知らない。サムは特別なのだ。特別とは書いていない。なんの説明もなく人間社会にも動物社会にも顔を出して言葉をしゃべって一人前に扱われる。あまり頭がよくない大人、世間の損得に汚染されていない大人の話、と読めなくもないが深読みしすぎか。


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書斎のインク壷、ハンコにあこがれているサムは自分の手を浸して1分、ぎゅうっと紙に押し付けてハンコが押せた。チョキ。



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銀食器を盗んだ悪党をつかまえた話。木のうろは思った以上に深く、落ちてしまったサムは出られない。助けに走るアライグマと兄弟たち。
by kumaol | 2016-07-29 22:15 | 雑記