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本「オウエンのために祈りを」上

ジョンアーヴィング。中野圭司訳。上下巻の(上)、下はいつになったら読むかわからない。なかったことにしたい。ジョンアーヴィングはホテルニューハンプシャーとかがーぷの世界の作者なので名前は知ってる。まあたぶんこんなようなのを書く人だろうと思ったが想像以上にくたびれた。どこが面白いのかわからない。村上春樹臭がする。どこがおもしろいのかわからないという共通点。ノルウェーの森しか読んでないけどぷんぷんにおう。自意識過剰なセルフプロデュースのうさんくささ。
オウエンミーニーは小さい子供で、クラスメイトのぼくたちが頭の上で両手をあげたその上をバトンのように渡していけるような小さい子供で特別な声をしていた。小さいの!デビッドが戦場のめメリークリスマスやった時にハイスクールの回想場面があって、あきらかな大人で世界的に有名なロック歌手が本物の高校生たちにまざって制服を着ていたのもイタかったが、弟が小さい人で小学生がひとりだけまざっているようだった。声はボーイソプラノで、いじめられていたのを知っていて無視してしまったことをいつまでも悔やむのです。大人のくせに高校生の制服をきているデビッドが。オウエンミーニーをその弟の姿で想像しながら読んだ。そういえば苗字はミーニーだがminiの意味があるんだろうか。ぼくはオウエンが一番の親友たっだ、父親が誰かはわからない(いない)。野球の試合にママが見に来てくれて、オウエンが打ったファウルボールが頭を直撃して死ぬ。死んだのはママの運命だから。オウエンは運命を実現させたから神の道具だ。(きょとん・・・)ママの再婚相手と一緒に暮らすぼく、教会でクリスマスの劇をやる。オウエンは小ささを生かして幽霊の役をやる。などの話がずっしりと300ページにわたって書かれているのでぐったりです。ところで翻訳文学って、最初の最初のページに、なんとかに捧ぐとかなんとかに感謝をこめてとかってありますよね、読者にはぜんぜん関係ないけど謝辞ってことでよろしおますけど、その次のページとかに、文学や哲学暑から引用した1、2行の短文と作者名が並んでたりしますが、図々しくないですか。自分の本の拍付けや一言で言い表すとみたいな感じで他人の文をもらってくるのって、かっこつけてるの。みんながするから自分もなんでしょうかほぼみんなしてます。かっこいい文章をちょこっと借りる。うさんくさい。「ヒーローでないクリスチャンは豚野郎だ」というのが一番短かったので写してみましたが、クリスチャンの前提はヒーローなんですかね。なにからなにまで鼻につく。下巻を読んでも面白かったとは絶対思わないと確信する。アメリカのこのにおいの小説は理解できない。




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りぼん9月号のなないろ革命を読んだ。
中学生だからありかなと許すけどほんとはないよ。ますますなながばかだった。ばかって疲れる。
ゆゆはななと仲良くなりたいななを独占したいと、ななに反対意見を言う子を貶めたり恥をかかせたり、二人三脚で負けそうになったら敵のすそをひっぱって転ばせたりなんだってする。みんなななちゃんのためだもん。ゆゆは悪者になってもいいから。
すでに、かなり方向ちがうんですがっ、ぞっとするだけで対処法をしらないなな。私も知らないけど。
ひまりちゃんはもうひまりちゃんのグループができてるからななちゃんとは仲良くしないでね。ななはひまりが危険な目に会わないように、ゆゆの前で、ひまりと絶交する。もうだれもゆゆの毒牙にかからないように。わたしが犠牲になればいいんだ。
ゆゆの犠牲になるらしい。ななの、被害者意識満載の発想がいらいらする。今月号は詩丘は出てこなかった。チョコタンはかわいかった。

by kumaol | 2016-08-14 20:25 | 雑記