2016年 12月 10日
本「蜂に魅かれた容疑者」大倉崇裕
いつものように日本語が不得意な薄のボケっぷりが会話で出てくるが、勝算といわれると「賞賛なんてはずかしいからしないでくださいよぅ」とかいう。賞賛を知っていて賞賛をしらないとあるんだろうか。この同音異義語のとんちんかん会話は必要?始めたからには最後までという意地か(維持か)。うざい。薄が動物のことだとすぐに熱がはいってしまって生態や種類をとうとうと言い始めてしまうそれを須藤が今はやめておけみたいに止めるのだが、動植物のことならなんでも知っていてその世界では有名で南極隊員に選抜されている人が一般人相手に知識のひけちらかしをするだろうか。薄の人物像の創造がなぞだ。鬼頭のような階級が上の者にもてへとか挨拶する。それを須藤があたまコツンする。気持ち悪い。
1作目と3作目は短編集で、推理がありプロットがあっておもしろかった。今回のもプロットもキャラもあるんだが風呂敷は小さいほうが面白いかなあ。いろんな動物が出てくるから短編集のほうがいい。蜂をかわいがっている話だったらよかった。
by kumaol
| 2016-12-10 22:49
| 雑記