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墓参り巡り

同期会に日帰りで関西から来る姉が墓参りと急逝したいとこの家に挨拶したいというので同行した。車で回ってあげる予定だったのだがメーターがおかしくなって乗れなくなったので歩きになった。合計で30分くらい歩いただろうか、足がだるくてたまらない。歩道橋はエレベーターで上り下りし駅のフォームへもエスカレーターで上り下りして座席に座って過ごしたけれども歩きがきつい。歩き中に豪雨にも見舞われてバッグもズボンも水を吸ってじっとり重い。小雨時は吸水しないだけましだが湿気のひどさにうわーとなりそうだった。うちに遊びに来ていた上級生が死んだことなども聞いて、仏壇のいとこたちの写真を見て若くて、かわいそうと思わず口に出てしまう。生まれてくるのはかわいそう生きることはかわいそう死ぬこともかわいそうだ。おばたちが元気でよかった。3か所分の花を持って行った。仏花の一番高かった束を買っていったのだが、お墓のカップは小さくて短いので長い茎は必要なく左右対称なので一か所につき同じセットを2束ずつ買うのが見栄えがよくてよかった。スプレーマムが見栄えが良い。一本につき一つか二つの花しかつかないものはカップが充実しないので見栄えが良くない。次回行くことがあればテーブルブーケにしようと思う。親戚たちが正月に集まった時の話やほかのおじおばたちの話をして、姉と私とでは記憶が違うし覚えている部分が違うことに驚きそれが2歳の年の差のようだ。大体姉がしゃべってくれるので楽だ。口下手ではないのだけど話するときにちょうどいい言葉が出てこなくて違う単語を選んでしまう。例えば、熱心に誘ってくれてありがとうと言いたいとしたら、しつこく誘ってくれてありがとう、みたいに、しつこくという嫌な感じの言葉を使ってしまったする。話方に失敗が多い。無口に徹すればいいのに。乗馬は続けているのかと聞かれて続けるけどクラブはやめたと答えた。いつまでたってもうまくならずどうしようもなく下手なのでいやがられてしまったというと、なんとなくわかると言われた。習い事の先生にいやがられることがわかるなのか、下手な人は嫌われることがわかることなのか、私という人がいやがられることがわかることなのか、突き詰めては聞かなかったけれどもなんとなくわかるといわれて慰められた気になった。励ましよりも慰めに安堵するのだ。とんがれない。もし石になったら。想像するのが癖になってる。地層にはなりたくない。挟まれて堆積されて身動きができないのが怖い。石になること自体いやだが河原で風を感じられる石ならまだしも地層はいやだ。生き物でいたいんだろうか。生まれるのも生きるのも死ぬのもかわいそうなのに。というか、かわいそうじゃないという考え方もある。そこなんだ。


by kumaol | 2017-08-15 22:37 | 雑記