2017年 11月 14日
本「夢を売る男」百田尚樹
人間観察というか本を出版したいと考える人間の見栄や怨念を単純明快に利用していて面白い。鼻くそを机の裏になすりつける描写だけは気持ち悪いからやめてほしかった。
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昼間電車に乗って、その時点では空席があったのだが二人組のBAさんたちは並んで座りたいためか立っていた。3並びの席が空いて、母娘が座りかけたが二人組があらーみたいな感じで押し掛けたので娘が立って二人組が座った。そこからずっとうるさかった。「まあきれいなお嬢さん」「細いわねえほんとうにスタイルいいわねえ」しゃべおわるたびにぶぎゃぎゃひゃよりょと笑い声がかぶる。すごくうるさい。母と娘のほうに体を向けるので背中がこっちを向いて邪魔臭い。こんなにきれいだったらもてるでしょう。ねえ。ぶひゃひょひょ。子供はね、作ったほうがいいわよ。今は親がいるからね、だけど年取ったらさみしいから。そうよそうよ。ぶひょひょひょひょ。基地外かと思った。さみしいからというのは便宜で言ってるだけだと思うけど。本気で言ってるとしたら、寂しいから子供をうんで子供もさみしいから子供を産んで負の連鎖だ。さみしさは一人で背負って終わりにしろ。降りるときも盛大に騒音で、「きれいな人に会えたから今日一日とても楽しく過ごせるわ」びょあほほほほ。・・オバタリアンっていたなあ。
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全日本の抽選結果がきた。土曜と月曜が当たってた。わーいわーい。6時からしか行けないけれど楽しみだ。会場も出来立てだし。まりんちゃんがんばれー。優勝以外にオリンピックの道はない。もっとジャンプを高く飛ぶんにゃ。モニターで、頭をつまんでひっぱってみる。お手伝い。ぎゃんびゃるんにゃ。
はぅんくんのことは信じてます。
11月12日 NHK杯が終わったあとのファイナルトレード状況
11月13日
11月14日
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目が悪くなって眼鏡してると目が痛くて本も長く読めない。時間がかかる。
今日の昼も、ちょうど大をしようとしているところだった。タイミングよい。うっしっし。
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11月15日
11月16日
11月17日
11/18 忘れた
11/19
2000移動するかな。
11/23
11/25
アウトが決まって2週間以上、毎日だらだらとチケットが出てくる。
11/26
ツアーチケットという噂だが。リッポンがファイナルを決めたので近所なら見に行きたいところ。リッポンぼろネイサンコリャダ、すごく面白そう。りっぽんはすてき。
11/29
11/30
12/1
メドベデワとボーヤンジンの棄権が発表される。補欠1位は宮原とジェイソン。全日本の二次抽選が始まる。
12/2
規則性がある。一日50前後というような。
12/3
12/4
どこから湧いてくるんだろうか。謎チケット。
12/5
12/6
木曜日のトレード終了。
まだだらだらと出てきそう。3000はむずかしいかな。
12/7
12/8
女子ショート、ザギトワ見本市のようなごちゃごちゃプロは美しさと無縁だが見本市なだけの詰込みはある。見本をたくさん並べたら点数がもらえる採点法はおかしい。引き算の美しさを考慮すべきではあるが要素に点数がついている性質上しかたないのか。美しくない。コストルナヤくらいがちょうどよい。宮原優勝ねじ込み来ると思ってみていたが談合は男子のみだったか。樋口はやはり下に抑えられていた。男子、宇野の焦りを見た気がする。着氷がひどかった。ジャンプが乱れると観客はプログラムの世界に入っていけない。ネイサンならステップで魅せることができコリヤダはスピンで魅せることができるのだが宇野の場合は手の振りが表現力なのでジャンプミスを帳消しにする力がない。惜しかった。普通に見た目ノーミスならば優勝できたのにもってないのかも。
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本「公園通りのクロエ」
犬、猫、女性、男性と、主体の目線が変化する。だが、だれもみな同じ個性がないしユーモアもなく主体を変える意味がなく、気取ってすかしていて他者をなになに「さん」呼びなのが最近のシャレている小説ぽくて気持ち悪い。すでに読むのが苦痛になっている。公園通りのカフェによる人々のスケッチなのだろうか、だがしかしランチ時間のカフェの描写が汚らしくて(口を動かしてもぐもぐとみんな口を動かして食べたりしゃべったりという幼稚園児の報告みたいな描写)文章も下手なら何を言いたいのかわからなくてどこまで読み進めば楽しいのか自信がない。挫折。
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本「書店ガール」碧野圭
スケートボーイズが置いてなかったので同じ作者の人気シリーズ(6まで出てる)読んでみた。短編オムニバスかと思ったらそうじゃなくて。ペガサス書房の副店長アラフォー独身父親と二人暮らしの西野理子と、社長のコネで入社した美人で理子以外の唯一の女性社員の亜紀の確執の話が次の章もその次も続く。まじめで好感の高い三田君を振って一つ星出版の小幡と結婚した亜紀はバイトからよく思われていない、が、頭が固くて感情的な理子よりも亜紀につくバイトも数名いる。そんな中、新婚旅行のお土産のチョコレートを捨てられたり取引先の柴田からもらったワイングラスを割られたりのいじめが発生する。柴田と理子はつきあっていたが柴田ができこんして別れた。自分にくれたバカラを亜紀にもあげたと知ってこっそり開封したところ割ってしまった。これで副店長。犯罪者かよ。ペガサス出版の一号店ではあったが先代社長との軋轢からつぶしてしまいたい現社長の意図がからんで書店は解散する。解散前にみんなが一致団結して頑張り亜紀と理子はお互いの評価をあげて、これからもよろしく的な挨拶をして実は割ったのは私なのと白状して、それでもうまくいってしまう人間関係ありえない。書店が売り上げを伸ばせることも絵空事のように感じる。でも、書店員の仕事が大好きで書店でしか働きたくないそうだ。因縁つけてきた客をうまくさばいてくれた新しい登場人物が新たにこの地域に大型書店を展開する営業部員で、理子を店長にヘッドハンティングするというところまでで終わり。書店の話はもういいや、スケートのほうを読みたい。
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DVD「鹿鳴館」劇団四季
三島由紀夫の。三島っぽかった。芝居を観たり聞いたりしてるとあごが疲れる。実際は疲れないのだが、芝居の、一生懸命しゃべるしっかり発音する大きく口を動かす感じが自分の顎を疲れさせてしまう。字幕ありで見ていたが一字一句違わず発声していたのでさすがだと思った。面白かったし芝居っ気たっぷりないい回しがよかった。お金を軽蔑するのはお金をいっぱい持っている金持ちだけとか、愛情を口にするのは他に何も持っていない貧しいものだけとか、女の価値は真心と若さだが若さを偽りで取り繕うようになってくると素晴らしい真心にも陰りができてしまうなど。影山伯爵がおもしろかった。感情を見せないことを生きがいとしている。政治と愛情、陰謀と信頼。二つをきっちりと対立させて比較させて物語を引き締めていく。四季の文芸舞台もいいなあと思ったけど、やっぱりあごが疲れてしまった。主人公の野村玲子は浜崎あゆみだった。
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本「下流少年サクタロウ」戸梶圭太
読み終わるのに半年以上かかってしまった。前はもっと一気に読めたのに話に乗れず小学生女子の言葉遣いの悪さや暴力やエロな描写に疲れてしまい休みながら読んでた。戸梶の小説はたいていが漂泊者で定住しない。アイデンティティが見捨てられ者なのだ。サクタロウも同様で最後は切ない。
by kumaol
| 2017-11-14 21:39
| 雑記