人気ブログランキング |

本「銀色の絆」雫井脩介

雫井さんは犯罪小説を書く人ですよね、フィギュアスケートの小説があると聞いて読んでみた。ジュニア向けなのかなと思ったらそうでもなく構成もしっかりしていてスケート技術についてもわかっているしスケート選手の娘を主人公にしているのではなく、娘のスケートを見守り導き娘のために奉仕する母親の話だった。すでに大学生になった娘小織がスケート選手時代を知らない友人に自分と母のスケート人生を話すところから始まる。
横浜でスケートを習っている小織、習い事として楽しくできればそれでよい。母やほかの母親たちとお茶したり新しいバッグをほめあったりしている。娘と出かける予定で忘れ物を取りに家に戻ったら夫は愛人を連れ込んでいた。離婚することになる。ベンツは夫にビーエムは妻に、スケートを続ける限り月50万の養育費をもらうことにして名古屋の実家近くに戻る。名古屋でも先生についてスケートを続けようとするが、美濤先生を勧められる。全日本女王を育てたこともある有名コーチだ。うちの子なんてとてもとても。頼んでみるだけでもと勧められていくと、目標はなにかと聞かれ、全日本に出れるくらいでいいと答えると、時間の無駄金の無駄お断りといわれる。有能なコーチかもしれないけど失礼な人だ。断ってくれて結構。その後スケートリンクに行くと会ってしまった。もう断られたから関係ないと思っていると、「どうですか考え直しましたか」と言われる。そういわれると悪い気はしない。全日本の表彰台に乗りたいと答えてしまう。これからの時期にダイノリ目標ということはオリンピック出場が目標ということですがわかっていますか。はい。のせられてしまった。しかし、先生は初見で小織の才能を見出していたのだった。4回転をとにかく飛ばせる。練習させる。美濤先生の門下になって、しきたりを学ぶ母梨津子、先生の説教は正座して聞く、お弁当係コーヒー係お菓子係が持ち回りである。高い月謝を払っているのにお弁当まで作る必要があるだろうか。先輩ママに諭される。教えを請いたいと思ってお願いしているわけでしょう、お金を払ってでもそうしてほしいと思っている。先生は受け持った子供のことは本当に一生懸命になってくださいます。それに対して感謝の気持ちを持つのは自然なことはないかしら。お金には収まらない気持ちを表すならこういうことだと思って私は一生懸命お弁当を作ったりしていますよ」はあ。いい気分ではなかったが甘さに気づく部分もあり、お弁当係を引き受ける。説教は正座して聞く。先生の所には希和ちゃんというスター選手がいる。トリプルアクセルを武器としている。ジュニアグランプリで優勝してチーム希和ができ、美濤先生も外国に行ってしまうことになる。うちの子はどうなるの。おっとりしている希和ちゃんにやる気を出させるためのの当て馬として小織にクワドを飛ばしていただけ、本命は希和だった。信頼が崩れて、諒子先生のもとに移る。諒子先生のところには聖奈ちゃんというスター選手がいる。シニア一年目であっさりと世界女王になってしまう聖奈。諒子先生のところはお弁当係もなく正座もなくぬるく感じてしまう。養育費が滞るようになり、元夫の会社がつぶれて清算に入った。ビーエムも夫名義だったので取り上げられる。安いマンションと安い国産車中古に変わった。お金が続かない。早く全日本でダイノリして結果を出さなければ。シニアにあがらなければ。しかし諒子先生は次もジュニアでというので信頼をなくし、美濤先生のところに出戻る。美濤先生ももう一度ジュニアでというけれどもやはり美濤先生のほうがよかったと従う。お金がないことをいうとレッスン料の請求書は桁がひとつちがって安くなっていた。先生負けてもらっては困ります。「私の請求通りに支払ってください。」言葉に甘える梨津子。4回転の精度もあがり有力選手の一人になっている小織。全日本でダイノリしたら大学の特別推薦枠でとってもらえる。全額免除と立派なリンクで練習ができる。しかし。母親を亡くした希和は優勝して小織はダイノリできなかった。もうこれで終わり。母はさばさばしていた。やれるだけやったのだ。もう怒ることもハッパをかけることもない。終わったのだ。次の人生に進む。小織はスケートをやめスケートと関係ない大学に奨学金をもらってすすみ母は地道に働いている。けがをして入院した母を見舞って、自分を一番に考えてくれて自分のために苦労してくれた母をすごいなと思う。
どうしてもっとがんばれなかったんだろう。もっとがんばっていれば。しかし小織は首を振って、もう終わったことだから、これからのことをと思うのだった。終わり。
グリンコとかプレロテとかの言葉が出てきて、なかなかおもしろかった。希和ちゃんは紀平さんを思い浮かべながら読んでいた。美濤先生は真知子先生かな。梨津子のいれこみようについていけないところもあったけれども、親の世界も大変みたい。フィギュアスケートの小説としてはすごく現実的に書かれていると思う。がんばってがんばらせてなんとかしたいと本当にがんばってたけど結果が出なくて虚しい話だったけど、小説の主人公たちは悔いはないこれからは次の人生だからと言っている。言わされている。母と子の3年ちょっとの短い濃密な時間を思うと、ため息が出る。目標に届かなかったというところも極めて現実的だ。夢がかなうようにと努力する残酷さ。悲観的にとらえてしまう部分が大きいので、とてもさみしい読後感だった。面白かった。

-----
プレバトは毎週見てるんだけども昨日の3時間スペシャルは、1位の藤本「マンモスが滅びた理由ソーダ水」どこがいいのかわからない。癒着というか、いつも藤本をほめすぎ。山の雲工場はよかったけど毎回子供ラシサがいやらしい。このおもしろくない句をほめそびやかして梅沢にあからさまな失敗作を作らせる。出来レースの念を強くした。2位梅沢「絵日記のはみ出すほどに茄子の牛」。ほどに、という無駄な三語、あからさまな無駄。いつもの梅沢は上級者につくってもらっていたのかとも疑えるが、ほどにはつかわないでしょう普通。はみだすほどにを使うにしても絵日記のではなく絵日記を、「を」のはずだ。ののはありえない。直された句「絵日記をはみ出し茄子の牛笑う(あるいは、黒し)」俳優やタレントが作ったことになっている俳句だが。台本があるんだろうなあ、そして、下手な俳句を作品にもたされてもけなされる役割をちゃんとできるのが俳優やタレントで本当に頭がいいと証明するよりも役を演じられるのはギャラをもらえるため。なにがソーダ水だって感じ。
-----
GPFは近畿で申し込むことにした。ホテルからホールまでの往復にバスがつくので、歩かなくてすむのがよいかなと。ナゴヤキャッスルは名古屋城が見れるそうなので楽しみだ。30名のところ3000人くらい応募があるそうだ。100倍。
-----
犬を家の前で回らせていたら近所の人がいくつ散歩は散歩に行かないの何分回らせているのとじっと見ている合間に質問してきて無言でじっと見ていて質問してきてなかなかいなくなってくれない。じゃあそろそろとこっちが犬を抱いて家に入らねばいけなかった。
排水溝に水が流れる上流の隣が排水溝を掃除しないで水を流すからゴミが一緒に流れてくるからいやだ。下流の隣も掃除してるのを見たことない。両隣は砂と埃が溝にたまっているがうちは毎日掃除するから白いコンクリートの色が出ている。吸殻も掃除しないから出張して拾うことになる。
-----
前の職場では鞄や机の引き出しや戸棚から探し物をする音を立てるとうるさいとかちっとかいう人がいてすごくいやだったのだが(気を付けて静かにやっても音は立つ)、その人は携帯を「パタッ」と音を立てて閉じる人だったから私はこの音がだいいっきっらいだったので頭からしっぽまで全部嫌いだった。嫌いな人間に二度と会わないで済むとせいせいする。


by kumaol | 2017-09-01 21:52 | 雑記

あんもないとないと

犬をケージで留守番させると夕方に帰るときにはひいひぃ泣いている。かわいそうといわれることもあり、部屋を自由にさせるとちゃんとトイレしておとなしくよいこのときもありじゃあって続けるとあちこち粗相していらっとすることあり。繰り返し繰り返しよかったり悪かったりうまくいったり掃除が大変だったりほっとしたりいらいらしたり、繰り返しに慣れること。面倒なくすめばうれしいがうれしがらない。淡々と。だめだったときも淡々と。

カドラーみたいにくるんであげるとあったかいかなぁって。
a0305943_21354173.jpg
ながーくて巻いているものみたい。アンモナイトかな。

a0305943_21362924.jpg
枕を置いてあげるとうれしいみたい。犬は枕好き。


昨日のUAは偽物かもしれない。ウエスト背面にポケットと書いてあるけど、おなか側にポケットがある。前後逆に着てはいない。「ウエスト背面」とはどこだろうか。背中側のウエストバンドのところだと思うんだけど、ウエストの内側の意味じゃないかと言われた。内側って、ポケットができるのは内側に決まっているんだから、ウエスト背面というのはおかしくないか。

偽物かもしれない。

本物を知らないから考えようがない。近いうちに直営店に見に行かなければ。

ウエスト背面問題が起きる前に、「こういうのってパンツはかないで直接はくんだよ」と言われたので洗濯用にもうひとつ買ってしまっていた。それもまた買ったら2000円も価格があがった。もしかして、
偽物を買う順番の時は安くて高いときは本物が並ぶとかだろうか。ファイテンの時はレビューに偽物と書いてあったので直営で買ったんだけども。偽ブランドほしくない。かっこ悪い。

プレバトの俳句は見ているけど前ほど一字一句もらさず一所懸命には見なくなった。俳句は面白いが人が面白くない。セクハラ系のおじぃさんたちと先生がいちゃつくのが気持ち悪かった。正月に先生がどっきりの仕掛人になったのが幻滅だった。どっきり番組は最低だ。なぜ人気あるのか本当にわからない。だまして反応を笑って本当はそうじゃなくどっきりでした、よかったでしょう?な傲慢さのどこが楽しいのか理解できない。梅沢の俳句はよかったと思ったけど、4ランクだったかな、降格!名人はく奪みたいな内容だった。娯楽番組で降格してもどうってことはないからどうでもいいんだけど、上ランクにあがりたいと思ってたらがっかりでしょう、がっかりを嘘で与えてなんなのか。先生にがっかりだ。芸人やアイドルがまじめに勉強してますなのがしらける。ひょうひょうとしてさらっとしてるとかっこいいのに季語辞典片手に勉強してるとか聞くとシラっ。タレントが副業で出てるバラエティに必死アピールするとつまらない。ゲストの顔や名前やトークは見えなくして俳句の添削だけなら面白いかな。









by kumaol | 2017-01-13 21:53 | 雑記

雪降った寒かった

いよいよ明日NHK杯楽しみ。
予報通り雪だった。早く出たがみんな早く出てくるのでいつもより早い時間でいつもより混雑している。生まれて初めて女性専用車に乗ってみたら乗ったとたんに予想していなかった悪臭にうっとなり頭痛がした。ケミカルなにおいと汚物入れのにおいが混ざったようなむわっと甘く酸っぱい匂いだ。なれればなんとか。女性専用者は小さい人々なので圧迫感が少なくてよい。ずっとドア横に張り付いて立っていた中年男性が不気味であった。
「・・しないでね」というとわざとする人がいる。そういう人に限って返事はよい。写真を撮るときはよその人に向けないようにとらないようにと言ったらはいわかったとよい返事だったがPCに落としてみたら知らないおじいさんをズームして撮っていた。非難するとにたにた笑って「撮ってない偶然だ」という。異常者なんだろうか。本気で信じられない行動をすると他がよくても異常者なんだろうかと思って気持ち悪くなる。クズの知り合いはやはりクズなんだろうか。
ダメ人間と最低人間とどっちがよりいやかと考えた。最低人間というと比較の最低ということだから相対的である。ダメ人間というとまわりがどうであろうと自分が駄目である事実は変わらずであるからダメ人間は絶対的である。だがだめであるかどうかの絶対は判断者や判断方法に依る。人の判断であれば人の価値観やスキキライであるし方法であればその方法でなにを測るかの目的次第である。社会的に生きる必要なければダメ人間も最低人間もないことになるし、自然に負けて死ぬ結果がすべてになる。くずだかすだダメ人間だと他人が言ってる分には意味はない。言っているのが自分なら分離してしまうのかなもう一人の自分とか作って。
プレバト俳句を久しぶりに見れた。特待生になった一位の俳句。
テーブルに 君の丸みの マスクかな
喫茶店でマスクを外して席をたった(トイレ?)好きな女の子のマスクを見て片思いをしみじみしてる男の俳句ってにたにた笑いながら説明してたけども、それをすばらしいとほめてたけども、どこが。まだ恋人ではない二人が向かい合った席で、そのテーブルに外したマスクを置くだろうかというところから疑いをもった。ありえない構図。男の気持ちを知っていたぶるプレイのマスク残しなら理解できるが、にたにた片思いしてる男のいるテーブルにマスクを置くわけがない。においを嗅がれるかもしれないじゃない。喫茶店のテーブルに置いたマスクをまたつけるのも不潔だ。ありえん。ゴミとしておいたんだろうか。ゴミを、マスクかなと詠嘆してるんだろうか。滑稽。大学生で階段教室で好きな子を見ていたくて3,4段上に席を取り、彼女がノートの上に置いたマスクを見ているならばまだあり得る片思いの状況かなと思う、ノートは私物だからまたつけても不潔じゃないし。喫茶店でマスクを外してって、それもうゴミだから。はなかんだ紙を置くのと同じ。きも。


by kumaol | 2016-11-24 21:31 | 雑記

コスモスで一句

才能あり2人凡人1人才能なし2人

-------
才能なし4位 井森美幸花畑 夢のつぼみが 訪問者

園児たちには夢も希望もあって園児たちはコスモス畑を訪れている訪問者。園児とコスモスの風景。

ポイント 表現は具体的に

夢のつぼみは抽象である。訪問者は具体例がないと意味が分からない。

添削後
コスモスや 夢のつぼみの 子供たち

訪問者、というのはかっこいい言葉だがわけわからないマイナス点が大きい。わかりやすい言葉を使うのが大事だと思った。コスモスや で、いったん映像を切るというのは先生がよく言っている。カット技法とでもいうのか、カシャっと言い切って、次のシーンを詠む。


-------


More

by kumaol | 2016-09-29 23:26 | 雑記

富士と稲刈りと案山子で一句

秋分の日の放送、収穫の秋がテーマ。才能あり1位凡人234位才能なし5位。
-------------
凡人4位 櫻井淳子
稲雀 青き富士に 見張られて
雀が遊んでる様子、稲を取らないでね。富士山の擬人化。
中七が6音しかない。中七は極力字余り字足らずにしない。
擬人化をして俳句をやった気になっている。凡人の通る道。
添削後
真青なる 富士の見張るや 稲雀
せっかくの凡人の工夫を生かした。
ポイント
語順で情景が鮮明に。

わざわざ倒置法にして印象のうすい句にしてしまっている。富士はなにを見張っているの?稲と遊んでいる雀。鮮やかになった。

----------




More

by kumaol | 2016-09-23 23:02

京都・中秋の名月で一句

月曜のスマスマを見るのをまるっきり忘れてた。なにかあったような気もしてなかった。まっくろくろすけを見たかったのに野次馬根性は3週間もたなかった。プレバトは忘れずに見る。7時だから立ってあっちいったりこっちいったりしながら見る。7時半からだとちょうどいいんだが。中小の名月中傷のと、なかなか変換されない。ちゅうしゅう。確かに。ちゅうしょうのめいげつって読んで慣れてた。
凡人3位 
重なりて父母の面影秋の月
父母の面影はベタでけなされるんじゃと思ったけどそこはそうでもなかった。尊重された。いとしい人の顔が思い浮かぶ句らしい。月が丸くて人の顔なんだろうか。思い浮かぶのかな。全然。重なりてはいらない言葉。面影と月は重なるから連想されているのだから重なりてはいらない。
添削後
父母の面影白し月白し
面影は重なるの重なるではない言葉を使うときに、白し、という詩的な表現を使い、さらに月も白しと、リフレインで詩的な調べを作る。
リフレインというワザを覚えておこう。ラップのようである。
---------
凡人4位 
月光に頬寄せ歩く老夫婦
散歩するのは老夫婦、ベタなのではと思ったが説明は聞けずフライパンを揺すりに行く。凡人の凡人たるところとか聞こえる。
たぶん添削後
寄り添うて月光をゆく老夫婦(若夫婦)
添削後もよくなってない。映像がベタなんだ。この老夫婦はなぜ寄り添って歩いてるんだろう。一見ベタなんだがあまりありえない状況でもあって、いかにも作った頭で考えましたなところが一周回ってベタベタでつまらないんだろう。
---------


More

by kumaol | 2016-09-15 22:18 | 雑記

特待生が添削するの回

うめわさとふじもんが過去作をどっちが才能ありでどっちが凡人かあてたりどこを直せばいいかあてたりしてポイントを貯めて勝ち負けが決まるの回。ゲストはふたりだけ。
--------
キスマイ対決 プルシェン子似ともう一人
A 新緑の箱根の句 登山列車 近づく空はラムネ色
B 紅葉の南禅寺の句 この季節 紅葉踊るよ風共に

Bの、この季節ってなんだなれなれしい。踊るのは風があるから。不要な言葉が多い。基本{{{不要な言葉は使わない。}}}
紅葉は 風と踊るよ 「南禅寺(旅ひとり 我が恋も など)」
A 近づく空はの「は」 取り出して指出す動きを表す、ラムネ色に集約されていく。才能あり。

才能ありをあてるだけなので、これは二人ともAを選んで同点。こんな感じで進行していった。
--------
ベテラン対決 たはらとたけだ
A夕暮れの江の島で一句 行く夏を惜しむ夕日が浜てらす

これはもうだめなのがすぐわかった。夕日はてらすもの、夕日とてらすのだぶり。行く夏は惜しむ心。行く夏と惜しむのダブり。ダブりのダブり。
行く夏や 「や」でカット。行く夏を強調する。詠嘆する。惜しむ。
行く夏や 夕日の浜に 「国憂う(烏帽子岩)」などとする。

B江ノ電とあじさいで一句 あじさいや三日続けて昼は蕎麦
三日続けて雨が降っていて営業マンが遠出できず同じソバ屋で簡単にすませているような絵が浮かぶとかでほめられてたのを覚えてる。
--------





More

by kumaol | 2016-09-08 23:08 | 雑記

秋の空で一句

特待生8人特集。昇格が4人現状維持1人降格3人。
お題は「秋の空」。花、人物、名所、乗り物などの営巣に比べて難度が高く発想力が重要である。シンプルは難しい。
-----
昇格その1 三つ万クローブ
移り気な空 秋風のうしろ髪
たちきれない未練をうたったと本人の説明。
ポイント2つ。空秋風の が句またがりであることと、移り気、うしろ髪とふたつの擬人化を使っている。チャレンジがあってよろしい。句またがりはむずかしいがよし、擬人化ふたつはやりすぎ、ひとつにする。その代わりに映像を入れる。マイナスイメージのうしろ髪と合わせてマイナスイメージの形容をする。秋風のうしろ髪は詩的な表現がよいのでこのまま。
添削後:蒼すぎる空 秋風のうしろ髪

感想。空が移り気なの。秋風にうしろ髪があるの。エアコンの空気を視覚化してるたなびくたんざくみたいななにかを感じた。詩的な表現にぴんとこない。うしろ髪がひかれる想いって言いたいのにうしろ髪で終わりでいいのか。添削もへたくそ。蒼すぎる空、はあ?
-----


-----





More

by kumaol | 2016-09-01 22:38 | 雑記

夕方の江の島で一句

夕方の江の島、砂浜にカップルと男とちらほら海の上に夕焼けと太陽の映像。才能あり2人凡人1人才能なし2人。
----------
才能あり2位70点鶴見慎吾
静波の西日に映える妻の顔
乗り気じゃなかった妻を誘って海辺に来たら波は静かで妻も穏やかな顔になっていた。しあわせだなあ。

西日は夏の季語。西日に映えるから妻の顔が見れるのであるから映えるは余計な言葉。妻の顔が穏やかだという情報を入れる。
添削後 静波の西日に妻の顔静か

感想・おもしろくない。夕方の海辺の散歩がべただ。洋画の見すぎ。夕焼けの海辺を散歩する夫婦、いい気になりやがって。妻の顔が穏やかなのは晩飯に毒をいれようと決心したからだ。夫死んで。なら認める。
------------
凡人3位 55点陣内孝則
陽にテラス 思い出ウルウル サングラス
テラスを陽が照らす、思い出がよみがえってうるうるした目をサングラスで隠す

陽にあたるならにじゃなくてのだろう。陽のテラス。あとは詩であるからそのままで
添削後 陽のテラス 思い出うるうるサングラス

感想・陽にテラスが腸チフスに読めてしょうがなかった。陣内のイメージと相まって寄生虫っぽい。長くて足がたくさんついてる虫。うるうるが動きの擬音。思い出という言葉が最高つまらない。思い出。夏の海辺に思い出があるって青春映画か。典型的な発想に毒されてる。腸チフスで作ってみた。
腸チフス 視界うるうる 這い暮らす  うるうるはないほうがいい。語感気持ち悪いし。季語と江の島がなかった。
腸チフス 見飽くる夕日 波の音  同じ窓から同じ夕日を見ているがこの見飽きた風景を手放したくない。療養生活にやっと平安を見出したのだから。




More

by kumaol | 2016-08-25 22:43 | 雑記

帰省のホームで一句

才能ありが1位2位凡人3位4位才能なしが一人。
才能あり2位から。
------------
初盆や 形見時計と 列車待つ

形見時計が言葉が詰まっている。初もなくていい。添削後

形見なる 時計と盆の列車待つ

形見の時計であることをきちんということ。

俳句は575であるので575で文章を切りがちであるが、形見なる時計と(9)盆の列車待つ(8)に分かれる。
分け方が新発見だった。575の文節にしないで9と8(あるいは8と9など)もできるとわかった。

凡人3位
------------
盆玉を たんと忍ばせ 孫想う

盆玉はお盆玉のほうがよろしい。孫想う。べたべただ。
忍ばせはなくして情景を読み手に想像させるような句に添削された。添削後

お盆玉 たんと孫らを 待つ夕べ

孫たちがやってくる時間情報(夕べ)をいれることによって祖父母のそわそわした楽しみな様子がよくわかる。




More

by kumaol | 2016-08-18 22:11 | 雑記